2010年12月31日金曜日

忘年会×2

すっかり忘れそうになっている昨年末の話を少し.


この12月の忘年会はたった2つ.

一つは職場の忘年会.
1件目のお店(特に名は伏す)は飲み放題だったが,お酒の種類が少なく残念な感じだったのでひたすら生ビールを飲む.
が,ジョッキが凍らせてあったのだが,ジョッキの中に氷が入りまくりで,ロックのビールを飲んでるみたい.
水切りぐらいきちんとして欲しいよね.
食事もフグの刺身にステーキが出てくるというわけのわからないコースで,今ひとつな感じだったので,ちょこっと食べただけで退散.

その後,久しぶりにカラオケという話になるが,前の店でお酒でフラストレーションがたまってたにも関わらずここもいいお酒がなかったので,何を間違ったか安ウイスキーのロックを頼む.
ところが出てきたのは,焼酎のロックのようにナミナミとウイスキーの注がれたグラス.
ウイスキーの作り方を知らないバイト君が作ったんだと思うけど,こりゃ全部飲んだら大変なことになるよね,と思いつつ,2杯も飲んでしまう.

結果: 久しぶりの悪酔いで記憶なし.
教訓: 年をとったら安いお酒を飲んではいけません.


もう一つは,東京に就職した金づる(?)がくるということで,今時バブリーな忘年会.
1件目は,西中洲の博多ぼてというお店でとらふぐコース.が,個人的にはこれは外れだったな.
博多でとらふぐなら,少し足をのばしても油山山荘が一押しだね.

2件目は,うまい魚という話で川端商店街のせいもん払いへ.
ここはあいかわらず美味い!けど高い!けど美味い!
誰かぜひここで接待して欲しいね.

その後,ミツバチというバーを開拓してみるが,ダンス系音楽がかかってて,クラブっぽくなってたので,一杯飲んだだけで15分ほどで次のお店へ.

最後はいつもの中洲のバーだけど,ママさんが一人でやってるにもかかわらず,15人ぐらいお客が既に入ってて,注文がなかなか出てこず.
あらら,という感じで,いつもより早めにホテルに退散した.

この時の宿泊はドーミーイン博多祇園
ビジネスホテルだけど,温泉大浴場もついてて,部屋も新しく,至極快適なホテルだった.
そんないいホテルだったけど,株主優待券を持ってたので400円だけ払って一泊させてもらいました.


ちなみに,大晦日から正月にかけては,大掃除や帰省でばたばたと走り回る.
例年通り,慌ただしい正月になったとさ.

2010年12月15日水曜日

11月から12月中旬

うーん,時間がないなぁ.

11月ぐらいから公私ともいろんな意味でバタバタし始めて,時間的余裕がほとんどありませ〜ん.
ちょっとこのブログも,しばらくの間は短縮バージョンで,起こった出来事を短く記録していこう.

11月上旬は,例の審査でバタバタと走り回る.
おかげで土曜日も出勤.
そのかいもあって,審査はまあまあの評価で合格.
これで,6年間は審査なしなので,当分の間は審査のことは忘れてられる.

ちなみに,翌週の水曜日は審査の準備に関わった同僚と打ち上げだったが,同じ年代だとやっぱりよく飲む.
8人で900mlの焼酎を3本とワインを1瓶.
お店の名前は伏せるけど,ボジョレー解禁日前日だっちゅうのに,「ボジョレー飲みませんか」というお勧めがあったので,久しぶりに味見してみるが,やっぱりボジョレーはおいしくないね.

翌週末は誕生日,のはずだが,体調不良もありどこも出かけず.
結局,ケーキを買うだけで終了.

12月上旬には恒例の人間ドック.
結果が帰ってきて,みごとメタボ判定を頂く.
忙しくても運動しなきゃね.

12月中旬は,小倉出張.
1日は日帰りで,1日は小倉宿泊.
ちゃんと仕事してました.はい.
宿泊はブルーウエーブイン小倉だったが,新しくてきれい,という以外はあまり印象に残らないホテルだった.
食事関連は食べログに記録してるので,そちらにどうぞ.

そんなこんなで,12月後半はまたの機会に.
今から今年最後の忘年会だ.

2010年10月31日日曜日

10月

備忘録なので,何もなかった月でも書いておかなきゃなるまいて.

今年の10月は仕事でもプライベートでもどこにもいかず.
まあ,いつものごとく,ちょこっと天神にいったり飲みに行ったりはしてるわけだけど,公私ともにバタバタし過ぎてて余裕がないので,目的地から直帰するということが続いている.
原稿仕事を進めようかと思ってるのに,後半は全く手がつけられんかった.

11月も同じ状態でどこもいく予定なし.
ま,こればかりはしょうがない.

そういえば,やっと携帯がiPhone4になりました.
ずっと白が出るのを待ってたけど,来年の春まで延期とのニュースには耐えきれなくなったね.

さて,12月はなかなかハードスケジュールの予想.
今のうちに体力を蓄えておくべきだろうかね.

2010年9月20日月曜日

水分民宿村

気がつけば,そろそろ10月も終わり...

この備忘録の日付は基本的に内容の日付になっているので,実際に書いている日とはずれがある.
10月に入って,バタバタとしていると既に1ヶ月も経ってるんだね.

最近,仕事に波があってしょうがない.
10月の頭はいつものバタバタで始まり,2週目は職場の仕事と外部の仕事と申請書の提出が重なって忙しさがMAXに達した.
が,3週目になると,すべての仕事がパタリと終了し,一転暇に.
来月の,とある審査についての準備で4週目に入ると再度忙しくなったのだが,上の指示がないので,なかなか動けないんだよね〜.
という感じで,山あり谷ありの10月だった.

そんな話は後日に書くとして,今回は9月末のお話.

夏休みらしい夏休みを取らなかったので,9月のシルバーウィークとやらの間の平日を2日間有給休暇にして,6連休を作ることに成功した.
まあ,6連休のうちほとんどはバカ暑かった夏の疲れを抜くために家でごろごろ.
ただ,ずっと家にいるのもバカらしいね→それではどこかに行きますか,という話になったのだが,お金もないしね,ということで今回は近場で決まり.
ならついでに,久しぶりに我が家のコロ(犬)も一緒に行きますか,ということで,ペット可のホテルに一泊しようということになった.

今回の宿泊先は,水分民宿村
ちなみに,みずわけ,であって,すいぶん,ではありません.
湯布院の近くのれっきとした地名らしいです.

で,結論から書いてしまうと,肩肘張らずにのんびりできる非常にいい民宿なのであった.


宿に到着すると,まず最初にどこでチェックインしていいのかわからず戸惑う,
レストランらしき場所の勝手口を開けるのが正解らしいが,いきなり開けたら中の従業員さんにびっくりされてしまった.
ベルを鳴らさんといかんのね.
すみません.

で,宿泊場所は一軒家.
和室二間と縁側がついた立派なお家である.
お風呂は,24時間温泉掛け流しで入り放題.
新しくはないけれど,掃除は行き届いてて至極快適である.

で,例によって,うちのコロもこの部屋はどこでもOK.
リードにつながれることもなく,部屋の隅から隅までをまず調査である.
あまり他の犬の匂いはしないらしく,くんくんと一通りにおいまくったあとはそれなりに落ち着いたようである.

チェックインを部屋で済ませたあとは,この部屋には従業員さんは入ってこないとのこと.
布団も自分で敷くのだが,それはそれで,面倒がなくていいよね.

さて,チェックインが済んだ後は今回の旅行の最大のイベントである.
じゃじゃ〜ん,ペットのお風呂,である.
いつもコロは近場のドッグウォッシュZABで洗っているのだが,この日はなんと温泉で洗おうというわけなのだ.

ここのお風呂についてみると,全部がセメントでできてるが,なかなか使いやすい.
いつものごとく,お湯をかけると,プルプル震えるうちのコロ助.
なんで,こんなにお風呂嫌いになってしまったんだろか.
ま,いつもの通りシャンプーで全身を洗って,お湯で流しておしまい.
最大のイベントの割には,つつがなく終了である.

洗った後は,一旦部屋に戻って,その後ドッグラン&散歩.
ここのドッグランは,草が残してあってなかなか雰囲気のある感じである.
が,相変わらず知らない場所は苦手なので,それほど走り回ってはなかったけど.

そんなこんなで,ちょこちょこと遊び回った後は,待望の食事である.
ここの食事のメインは,豊後牛と地鶏の炭火焼.
これが意外といっては失礼だがめちゃ美味かった.
豊後牛もさしが十分に入っててよかったのだが,地鶏がコクがあって絶品.
わざと薩摩地鶏を使ってるそうなのだが,地鶏だけ追加したくなってしまった.

そして,最後にはその地鶏を使った地鶏そばが出されたのだが,これがまた美味い.
ま,うまい地鶏のダシを使ってるんだからあたりまえといえば,あたりまえなんだけどね.
全般的にいい素材のものを最小限の手間で出すという,安くてうまいものを提供するためのルールがきっちり守られてて大満足の夕食だった.

夕食後は,持参した焼酎なぞ飲みながら部屋でまったり(?)と過ごす.
部屋で飲むグラスと氷も無料でいただけで,言うことなしである.
ちなみに,この日はちょいと飲み過ぎたようで,一人で露天風呂に入りに行って,帰ってきてたらコロと嫁を相手に仕事の愚痴を言いつつくだを巻いていた,ようである.
やはり食事時に2名にもかかわらずビールのピッチャーを頼んだのがよくなかったか.
反省.

翌日は普通の朝食を食べて朝10時半に出発.
そういえば,帰りがけにここの宿で飼われているイノシシを見に行ったら,そのそばで作業してた宿の人と15分ぐらい話し込む.
なんでも,ここのイノシシは,子供の頃捕まえてきたそうな.
すっかりなついてて,稲の実ってない時期は,一緒に山に入って作業に出かけても逃げずに帰ってくるらしい.
檻から脱走したこともあるが,腹が減ったら戻ってきたとのこと.
ちなみに,エサは宿泊客の残飯,ってそりゃけっこういいもの食ってるな.

そんなこんなで,田舎の空気を吸って英気を養った1泊旅行だった.
ここの御宿は,これで一泊一人1万ぐらいなので,田舎でのんびりしたいときにはなかなかいいんじゃないかな.
周辺には何にもないけれど,湯布院も近いので,宿泊だけこちらで,湯布院散策もいいと思う.

そういえば,椎茸を大量に栽培してるらしく,また秋に来たらうまい椎茸をたらふく食わしちゃる,とイノシシのおじちゃんは言っていた.
また,季節になったら椎茸を食べにおじゃまします.


2010年9月3日金曜日

三重というより名古屋出張

今回は久しぶりに純然たる仕事の出張である.

9月上旬に2泊3日で,毎年恒例のお仕事.
知り合いがいっぱい集まるので,気楽と言えば気楽だが,厳しい意見ががバシバシ飛び交うのであまり気を抜いてばかりもいられない仕事である.

場所は,三重県のホテル長島.
三重県と行っても愛知の隣といった感じの場所で,ほとんど名古屋という雰囲気である.

googleで検索したところ,あの有名なナガシマスパーランド隣接の結構いいホテル.
室内には卓球場やゲームセンターもあるかなり大規模なホテルで,スパーランドのプールにも割引価格で入れるらしい.
こりゃやっぱりプールで遊ばなきゃね,ということで,ルンルン気分で水着を持参した.

早朝に福岡空港を出発し,中部国際空港からミュースカイという特急に乗り,一路名古屋駅へ.
名古屋駅で弁当を買って近鉄に乗り換え,近鉄長島駅に到着.
乗り換え時間が結構短いので,一気に来た感じである.

近鉄長島駅でしばらく待ってるとやって来た送迎バスに乗り込み,15分程度でホテル長島にとうちゃ...く?
あれ?スパーランドの有名な木製ジェットコースターのホワイトサイクロンが見えませんが?
ホテルもかなり小規模なんですけど?
と,ハテナだらけになりながら,この日は午後からみっちり仕事だったので,仕事会場に入って挨拶してるうちにそんな話は忘れてしまっていた.

この日の夕飯は,地元の知り合いがみんなを連れて名物を食べに車で連れてってくれるらしい.
場所は,スパーランドの横のジャズドリーム長島というアウトレットらしい.
へぇ,車で行くぐらい少し離れてるんだと思って車に乗り込んだら,現地まで20分程度かかる.なぜにそんなに遠い?

この疑問は,現地でスパーランド横に建っているホテルを見た瞬間にすべて解決した.
スパーランドの横のホテルの名前は,「ホテルナガシマ」.
今回の宿泊ホテルの名前は,「ホテル長島」.
なんとホテル名がカタカナと漢字で同名のホテルが近くに存在するとは...
どうりで,なんか今回は高級なホテルに泊まれるなぁと思ってたよ...

ま,そんな一人勝手な思い込みんで始まった今回の出張だが,一応時系列で記録しておこう.

初日の夕食は,前述のアウトレットのフードコート.
ここのフードコートは,前注文制で,入口で矢場とんという有名らしいみそかつ屋さんの豚カツを注文.
みそかつは初めてだったが,まあまあ,うまかった.

この日は,宿に帰って早めに就寝.


翌日の午前中はみっちりとお仕事.

昼飯は宿を抜け出して,スガキヤのラーメン.
名古屋周辺ではどこにでもある,ファーストフードみたいなラーメン屋という話だったが,まさにその通りだった.

その後はホテルに帰り,自由時間だったので,若者達とグラウンドゴルフ.
結構大規模なグラウンドゴルフ場で,全部回るのに2時間ぐらいかかっただろうか.
灼熱の中,かなり体力を削られた.

しかし,その横でテニスに興じる50代の師匠たちはなんなんだろうか.
年齢が高くなるに連れて,普段遊べないからこういうとこではっちゃけてるんだろうなぁ.
この炎天下で動き回ってテニスをする姿にただただ脱帽.

夜は恒例の宴会.
ま,大人なのでほどほどである.

その後は2次会やら,なんやらかんやらあったが,疲労とアルコールでやられてたので,おとなしくしてた...はずである.


最終日は,また,午前中みっちりとお仕事.
12時頃につつがなく全仕事終了である.

午後からは,一直線に名古屋に戻り,時間がなかったので,慌てて名物の味噌煮込みうどんを食べに名鉄百貨店の山本屋総本家へ.
多分,味噌煮込みうどんは2回目だろうけど,今回のやつはかなりうまかった.
ただし,値段がバカ高いのでコストパフォーマンスはよくないよね.

後は,ひたすら来た道と逆順を通って帰福.
来年は,うちが幹事でこの集まりをやらなきゃいけないので,早速場所の選定に取りかかるのであった.

2010年8月31日火曜日

8月後半

9月の後半にやっと夏休みが取れた.

8月のお盆に金曜を追加した普通の3連休を取った以外は,全部普通に出勤.
今年の猛暑にバテバテになりながら,やっと9月の3連休に2日間の休みをプラスして,6連休とすることができた.
明日からさ〜休むぞ〜,という意気込みで8月後半のことを記録しておこう.

お盆は普通に1泊だけ帰省.
新幹線で行って〜新幹線で帰ったきた,という何の変哲もない帰省である.

次の週末は,義母から入ったヘルプの電話で一日車の購入につきあう.
なんでも,エコカー補助金を狙って車の購入の交渉をしているのだが,義父が仕事で不在で一人でやってるので,なめられるとのこと.
そこで,自宅近くの知り合いの日産のディーラに連れて行き,一度見積りをもらって帰って来て,夕方に再度交渉に行って,そこでもう購入.
なんと,交渉開始即日で購入決定である.早い!

購入となったのは,日産ノート
小回りが利くからと勧めたところ,これでよい,ということらしい.
ちなみに,ディーラーの兄ちゃんとガンガン交渉して,ナビ付きで30万ぐらい値引きしてもらいました.ありがとう.

後日談であるが,この週末に決めてなければ,例のエコカー補助金はもらえなかったらしい.
ぎりぎり,だけどよかったね.

次の週末は,金曜の夜に職場の打ち上げで久しぶりに飲み歩いた.
といっても,12時には帰宅.
翌日の土曜日は,灼熱の残暑の中,愛機マキタMUM253を振り回し,のびきった草を刈る刈る刈る.
いつの間にやら庭に茅(すすきになるやつ)が入り込んでて,文字通りの草ぼうぼうの状態.
前日のお酒も残ったままなのか,ほんとにぜえぜえとなりながら,なんとか庭の草を刈り終えた.
でも,9月も刈らんといかんのよね.

そんなこんなで,あっという間に8月も終了.
全体通すと,やっぱ暑かったね.
ちょっと暑いと職場の部屋のエアコン全然効かないんだもんなぁ.

と,残暑の疲れがどっとでた今現在の体ではぶつぶつ文句を言いたくなるのだった.

2010年8月3日火曜日

宮崎から霧島へ

旅行のスタイルはいろいろだなぁと思う.

ふと思いついたときに,宿も予約せずに大まかな行き先だけ決めてふらっと出かける人がいる.
そうかと思えば,旅行会社のぎちぎちに詰まったスケジュールのツアーに参加する人もいる.
まあ,人それぞれですね.

さて,自分を振り返ってみると,実は旅行に関して,というか,いろんな面においてなんだけど,「すべてを自分で事前に決めておく」タイプである.
旅行会社なんかに決められたスケジュールで動くのはまっぴらごめん.
かといって,事前に調べておかないと,せっかくの旅行先で美味くもない飯を食べるはめになる.
なので,様々な情報を吟味して,すべての移動手段,ホテル,食事所の組み合わせについいて推敲に推敲を重ねた上で,自分だけのスケジュールをくみ上げるのが,個人的な旅行スタイルである.
もちろん,がちがちにスケジュールを組み上げるのではなくて,疲れてたらこれは行かない,とか,時間が余ったらここに行く,などのオプションまでもきちんと列挙しておくのである.

こういうスタイルの旅行で一番いいのは,ほとんどの場合にひどいホテルやまずい食事にあたらないこと.
特に,最近はインターネットでクチコミが検索できるので,それを元に旅行計画を立てると,どこに行ってもそれなりの値段でおいしいものが食べられていると思う.

逆にこういうスタイルでのデメリットは....なんだろね.
ふと入ったご飯屋さんが美味かった,なんて話を聞くけれど,そんなとこなら事前にチェックできてるはずなので,個人的にはあまりメリットだと思わない.
もちろん,無計画の極みであるヒッチハイクなんかだと,思いがけない人との出会いがあるのでそれはそれで楽しいんだろうけど,もうそういうのが楽しめる年ではないので,できるだけ失敗は避けたいなと思っている.


なんか今回は前置きが長いが,実は今回の旅行は,いつもの通り計画に計画を重ねたんだけど,偶然に偶然が重なって思いがけない感動をしたという話.
偶然って意外と侮れないねぇ,としみじみと感じた旅行だった.


さて,話を最初から始めると,今回の旅行は,宮崎のとある場所でのお仕事のための出張である.
ただし,現地では午前10時半から12時まで働けばいいだけ.
それだけの話なのだが,当日出発だと途方もなく朝早く出発しなければならないので,職場からは前日乗り込みのOKが出た.

ということで,例によって家で旅行の計画を立てていると,横に嫁がやってきて「私も行く」と.
何でも九州に住んでいながら,宮崎は一度も行ったことがないそうな.
しょうがないな,ということで,せっかくなので2泊3日に変更して予定を考えてみたが,ちょうど宮崎は口蹄疫で大騒ぎになっている真っ最中.
早めに宮崎から逃げた方がいいかな,ということで,1日目は宮崎市内宿泊,2日目は帰り道の途中の霧島温泉ということになったのだった.

それでは,順を追って記録してみようか.


1日目は,単に移動日.
午前中は職場で仕事して,午後から愛車のデュアリスで一路宮崎へ.

この日のホテルは,ケンジントン宮崎というビジネスホテル.
繁華街のどまんなかにあるホテルで,チェックアウトが午後1時というプランがあるという理由で選んだのである.
なんせ,2日目の午前中は,嫁にホテルにいてもらわなきゃいけないのだ.

部屋はデラックスツインというやつだが,思ってたよりは狭いが,なかなか居心地のいい部屋だった.
特によかったのはお風呂.
ユニットバスではなくて,広くてきちんと洗い場があるし,最新式の水回りで至極使いやすい.
ただし,トイレのトイレットペーパーの位置は変な場所にあって「どうやって取ればいいんだ?」と迷うこと間違いなし.

この日の夕食は,繁華街の中にある居心地屋 やまぢ 宮崎本店というところ.
宮崎市内では,かなり有名な居酒屋さんらしく,地頭鶏(じとっこ)もうまいという評判だった.
行ってみると,なるほど平日だっちゅうのに混んでるね.
ただし,地頭鶏の炭火焼はなぜかえらい塩辛い.
タレについてる柚子胡椒は更に塩辛いし.
他の料理もたいして特徴がなく,宮崎では同じく有名居酒屋のぐんけいと同レベルの普通の居酒屋さんという感じだった.
可もなく不可もなし.

もちろんこの日はさっさとホテルに帰って就寝して,次の日の仕事に備えた.


2日目は,ホテルで朝食をとり,嫁さんをホテルに残して仕事場へ.
後で聞いたら,嫁さんは宮崎県庁併設の物産館でお土産を買って,後はホテルでのんびりしてたそうな.
この日も暑かったもんな.

仕事の方は予定通りに終了.
わりとスムーズに進行し,まあまあのできだったんではないかなと自画自賛.

再度ホテルに戻ってきて,嫁をピックアップし,ランチへ.
この日の昼は軽めにしようということで,目をつけていた宮崎市内のしみずというおそば屋さんへ向かう.
が,本格的すぎておいしいのかどうか全くわからず.
量が少なかったことだけは間違いない.

この後は,日本最古のご神体を祀る神社らしい江田神社へ立ち寄った後,シーガイアのシェラトンでお茶をしばく.
この時点で,暑さによりすでにかなり体力を削られており,とても青島なんて行く気力がなくなったので,この日の宿泊地である霧島温泉に向かった.

霧島温泉は以前出張帰りで立ち寄ったことがあり,その泉質の良さにぜひもう一度来てみたいと思っていた.
そこで,宿を選ぶ段階だったのだが,例によってじゃらんで検索していると,なにやら全部で6室の接客と料理のよさそうなお宿がある.
場所が温泉街から離れているが,そんなに値段も高くないしここにするか,という感じで決めたのが今回のお宿の天成花壇(あまなりかだん)である.

宿の印象をまとめて書いておくと,料理はいい料理長がいるんだろうなぁと思う.
山の中なのに,いい仕事のしてあるこった料理が出てきて,夜も朝もおいしく頂きました.
部屋はごく普通の和室.きれいに掃除してある.
温泉は小さいながらもいつも貸し切り状態.やっぱり6室しかないからかち合うことがないんだろう.

接客は...実はあまり好みじゃなかった.
何かあると,女将が出てきて話しかけてくれるのだが,個人的にはどっちかというと付かず離れずで基本はほっといて欲しいのだ.
ネットのクチコミの評判はいいみたいなので,年配のご婦人方には受けるのかもしらんね.

そういえばここの特徴は,夜に焼酎が飲み放題になるコーナーがあることなのだが,芋焼酎ばかりでしかも安いやつ.
氷は置いてあるので何杯か頂いたが,つまみが全くないのがきつい.
自分で好きな銘柄の焼酎とつまみを買って行って,氷だけもらって部屋で飲む方が気楽でいいかもしれない.

という感じで,宿自体はそれほど印象に残らなかった.
が,ここからが偶然の話の始まりである.

このお宿は霧島神宮という有名な神社のすぐそばにある.
もちろん,霧島神宮に近いことを狙ってこの宿にしたのではなくて,「ああ,横に霧島神宮があるんだな.」という程度.
せっかくだから,チェックアウト日にでも参拝しますか,と思っていた.

ところが,宿について女将と話をしていると,ちょうどチェックイン日の夜は霧島神宮の献燈祭というお祭りとのこと.
出店も出るし,豪華なクジ引きもあるし,花火もきれいなのでぜひおいでませ,という話だった.
まあちょっと行ってみようかな,と思ったが,実はチェックイン時はけっこうな雨.
こりゃ,今日のお祭りは中止かなと思っていた.

お祭りは7時ぐらいから開始だったのだが,それほど最初から行く気もなかったので,7時からは夕食.
美味い食事を堪能して,最後のお茶をいただいたのが8時半ぐらい.
お祭りはそろそろ終わりらしいが,雨も上がったようなので,最後ぐらい見ていくかということで,ビールでほろ酔い加減になった勢いで,傘を借りて繰り出したのであった.

大量の行燈が飾られている霧島神宮の参道を登っていくと,メインの会場でちょうどクライマックスのクジ引きが始まるところ.
1等は薄型の液晶テレビなんかで,アナウンサーっぽい人が番号を引いて,その番号の人が当たりという例のやつである.
締切ぎりぎりだったが,嫁さんがくじを買いたいというので,5つ分ほどくじを購入.
が,結局くじは見事全部はずれ.
寄付したと思えば安いものである.

さて,残すは花火だけとなり,満員の会場では花火のカウントダウンをするらしかったが,せっかく来たので霧島神宮に参拝しようということで,盛り上がっている群衆を残し,拝殿への階段を登って行った.

拝殿の前はほとんど人がおらず.
そりゃみんな参拝はもうすましてるよね,と思ってた矢先,階段下の方でカウントダウンが始まった.

あら,花火が上がるらしいのでちょっと見てみようか,と思ったその瞬間.
振り向いた眼前で大きな花火が上がったのである.
その綺麗なこと.
距離にして約20m程.
生きてる中でもっとも近くでみた打ち上げ花火じゃないだろか.

拝殿から少し下ったとこの駐車場が臨時の打ち上げ場所になっていたが,拝殿のあるところは打ち上げ場所も打ち上げた花火も見える絶好の場所.
しかも人があまりいない.
アルバイトの巫女さんたちがいたが,よく知ってる人だけがくる花火の穴場スポットのようだった.

周辺に人もまばらで,視界に他の人がはいることもなく間近で見ることのできるその花火は,まるで自分たちのためだけに上がっているかのように錯覚するほどだった.
なんて贅沢なんだろうか.
都会では絶対にありえない光景である.
10分間ほどの打ち上げだったが,締めの大花火までじっくり堪能させてもらいました.

という感じで,偶然の花火観賞に感動しつつ幕を閉じた2日目だった.


3日目はひたすら帰るだけ,じゃなかった,霧島神宮に再度参拝.
夜と昼ではかなり印象が違うので,2回参拝しておいてよかった.

その後は,巨大露天風呂にでも入ろうかということで,霧島いわさきホテルの立ち寄り湯に向かう.
ここの男性用の露天風呂はプールみたいで泉質もよく,個人的には好きなのだが,嫁さん曰く,女性用は露天風呂がそんなに大きくないのとのこと.
古い温泉だから未だに古い構造なのかもしらんが,そろそろ同じ大きさにしないと,お客さんこなくなっちゃうよ.

後は,さすがに一路帰宅の途についた.
疲れはしたけど,久しぶりにいい旅だったなぁ,と,しみじみ回想するのであった.

2010年7月23日金曜日

さらに金沢へ

前回の京都旅行から帰ってきて3日後,朝5時に起きてまたしても福岡空港に向かう.

2週間の間に,福岡空港に来るのはこれで3度目.
同じ駐車場を使ってるから,駐車場の係員の人が気づいてたら,せわしない奴やねと思われていることだろう.

今回の旅行先は,北陸は石川県の金沢.
内容は純然たる仕事.
まあ,プレゼンは若い衆に任せるので,その点は気楽である.

10時頃に小松空港に到着後は一路仕事場へ,とするべきなのだが,途中参加になってしまうので兼六園でも見とくか〜,という感じのノリでバスで兼六園に向かう.
実は兼六園は冬に一度来たことがあったのだが,雪で真っ白という印象しかなかった.
今回は一応じっくり見てまわりましたが...暑かったね.
途中のお茶屋さんでかき氷食って休憩してる時間の方が長かったんじゃないだろか.

昼飯は,仕事場近くの四季の庵というそば屋さんへ.
例によって食べログで調べていったのだが,このそば屋さんは大ヒット.
太麺と細麺があるらしいけど,太麺の方はそばにコシがあって,人生の中で一番うまいそばだったと思う.

昼からはめずらしく(?)仕事場にずっと張り付く.
仕事上の知り合いや大御所が結構いるので,あまり気を抜く訳にもいかないのだが,累積した疲労にやられてうつらうつらしてしまいそうになる.
コーヒーなぞ飲んで,なんとかこの日の仕事は終了.

そういえば,今回のホテルはANAクラウンプラザホテル金沢
仕事にしてはいいホテル,なのは,個人的に全国のANAホテルズを制覇しようというごくごく個人的な野望のためです.すみません.
シングルの部屋はそんなに広くはなかったが,リノベーションされた新しい客室で全く文句なし.
ベッドもすごく寝やすくて,前回の京都全日空ホテルもそうだったので,この辺がANAホテルズのよさかと思う.

次の日の仕事に備えてこの日の夕食はアルコール類は飲まないつもりだったのだが,あまりの暑さにやられてちょっとだけビールを飲むことにする.
ぜんぜん調べてなかったので,ホテルにクーポンがあっただんまや水産という居酒屋さんへ.
が,入店直後にこのお店が養老の滝グループであることを知る.
どうりでメニューの値段が異常に安いわけだ.
予想通り,味は養老の滝レベルで,金沢でわざわざ入るお店ではありません.
ビール2杯程度をひっかけて,さっさと退散した.

この日は疲れもあって,さっさとホテルに帰って就寝.
ひさしぶりに旅先でぐっすり寝たね.


2日目は一日中まじめに仕事.
若い衆のプレゼンはなかなかハラハラしたが,まあ,大過なく終了し一安心である.

この日のランチは,仕事場近くのcocochi最中という創作料理屋さんへ.
店名は普通に「ここちもなか」と読むらしい.
夜は居酒屋っぽくなるようだが,昼はもちろんランチメニューのみである.
ここのオーナーシェフは若いのだが料亭で働いたり洋食やさんで働いたりしたことがあるようで,ランチメニューが洋食系のものと和食系のものがある.
なぜか注文したのはカレーセットなのだが,普通のカレーじゃなくて,きちんと洋食屋のカレーだった.
それよりも他の人が頼んでいた和食ランチがうまそうだったね.
これで,1000円ぽっきりなので結構お得だと思った.

さて夕食兼打ち上げは,前もって調べておいたせんという居酒屋さんである.
大きな店なので雑な料理が出てくるかもとちょっと心配していたが,前評判通り,いい魚介類がいただけた.
金沢に来たときは,また寄ってみたい.

この後,悪い癖が出て,ホテル日航金沢の29Fにある夜間飛行というバーへ.
なぜ,お酒が入ると高いところにあるバーに行きたがるのかは,本人にもわかりません.
ちなみに,このバーは,ホテルにしては妙に狭かった.
なので,窓際の席じゃなくて,真ん中の席に窓を背にして座るはめに.
せっかく29Fのバーに来たのに,夜景は全く見れず.残念.

そんなこんなで,この日の打ち上げは終了.
ちゃんと全部記憶があるので,そんなには飲んでない,はずである.


3日目は,レンタカーを借りて観光へ.
なんせ,小松空港から福岡空港へは1日2便しか飛んでおらず,朝の9時発or夜の7時発という2択である.
朝の9時発だとホテルを出るのは午前7時だから,また5時起き?というのは嫌なので,夜7時発にして周辺の観光地を巡ることにした.
いちいち書いてると面倒なので,行った場所を1行分だけ記録しておこうか.

  • 千里浜なぎさドライブウェイ: 日本で唯一の車で走れる砂浜の海岸.8kmもあって結構長い.午前中やっちゅうのに人多し.
  • 東尋坊: 言わずと知れた断崖絶壁の奇勝.前に来たことがあるが,もっとでかい気がしてた...
  • 月うさぎの里: なぜかウサギが大量にいる道の駅風の施設.結構長い時間いたね.
  • 片山津温泉のうきうき弁天と噴水: これは余計だった.噴水はただ湖の真ん中に水が出るだけ.

そういえば,この時に借りたレンタカーは,トヨタのiQ
一度乗ってみたかったので,車名指定して借りてみたのだが,これは安普請のヴィッツとは比較にならないぐらいいい車だ.
心配していた高速での直進安定性も問題なし.
遮音性や各部の安心感もあって,軽の代わりに買うんだったら,ちょうどいい車かもね.

という感じで,2泊3日の金沢出張は終了.
ここで一息,と思いきや,なぜか10日後には宮崎への2泊3日の出張が入っているのだった.
ぐったり.

2010年7月18日日曜日

そして京都へ

前回のラスベガス出張から帰ってきて,家についたのが,夜の10時頃.

次の日は朝8時ぐらいに起床して,昼の11時半には自宅を出発.
どこへ行くかというと,夏の京都である.

この時期のめちゃ暑の京都に行く理由は,もちろん観光ではない.
わざわざこんな夏の季節に行っても消耗するだけだから,観光を考えてる人は止めた方がいいよ.

目的は,知り合いの結婚式.
乾杯の音頭を頼まれたので,這ってでも行かざるおえない.

まあ,ラスベガス出張ではそれほどはっちゃけなかったので,時差ぼけもなく元気.
事前に着替えなど準備してたので,意外とスムーズに出発したのである.

久々の仕事じゃない京都旅行は2泊3日.
1泊2日でもよかったのだが,嫁がどうしても貴船神社に行きたいとのことで,一緒に行くことになった.
で,ツアーで探したのだが,1泊2日にすると3連休中に行って帰ることになる関係上,料金がバカ高い.
だいたい一人4万円台になってしまう.

ところが,2泊3日にすると,ANAのツアーで一つだけ2泊3日で一人2万6千円のツアーを発見.
しかもホテルは京都全日空ホテル,ってなぜに高級シティホテルがこの値段?
ちなみに,同じ出発日で日程を1泊2日にすると値段はやはり4万円台に跳ね上がる.
ツアーってたまにこういう訳のわからない値段をつけるのである.
しょうがないので,平日を1日有休にして,2泊3日の旅程となったのである.


結婚式は2日目の午前10時からなので,1日目は移動だけ.
飛行機で伊丹に移動して,伊丹からはバスで京都駅に移動.
京都駅からは京都全日空ホテルの無料送迎バスがあるので,至極快適にホテル到着となった.

チェックインは着物を着たおねえさんがテキパキとやってくれたのだが,
「6000円お支払い頂くと二条城の見えるデラックスルームに変更できますが,いかがですか?」
との魔の誘いをうける.
う〜む,としばし考えるが,部屋の広さは一緒らしいので,ここはぐっとこらえて,せっかくのオファーを断った.
すると,低層階の景観0の部屋に案内される.
横で嫁のぶつくさいう声が聞こえてた様な気もするが,気にしない,気にしない.

京都全日空ホテルは,由緒正しき高級シティホテルで,何も問題なし.
部屋の空調もよかったけど,ベッドと布団がかなり心地よく,2日間ともぐっすり寝ることができたのが何より嬉しかった.
ただし,朝食は値段からするといま一つ,だね.

さてこの日は,到着が夕方だったので,のんびりと骨休め,という訳にもいかず,近場の晴明神社にいく.
何でもテレビでパワースポットだと紹介されたらしく,嫁からぜひとも行ってみたいとの希望があったのだ.
ちなみに祀られているのは,有名な安倍晴明なんだそうな.

到着してみると,なんじゃこの行列?
晴明井という☆が描かれた井戸から出るわき水に30人ぐらいが並んでいる.
なんでもこのわき水がご利益がある水だとテレビで紹介されたらしい.
テレビの影響力ってすごいもんやね〜

みんなゆっくり水を汲んでるので,並んでると30分ぐらいかかりそうと予想して,この井戸はパス.
普通にお詣りだけして帰ってきたのだった.

この日の夕食は,炭火焼鳥つじや,というお店で頂く.
疲れてたので京都全日空ホテルから歩いていける範囲でなんかいいお店ないかいな,という感じでネットで探しただけなのだが,いい感じのお店だった.
焼鳥とはじめとする料理は全般的に美味しいし,スペースが贅沢に使ってあるので落ち着ける感じがする.
京都料理ではないけど,また来てもいいなぁ,と思えるお店だった.


2日目は,朝早く起きて,嫁さんは貴船神社に向かい,自分は結婚式へ.
めちゃ涼しいとの触れ込みの先日買ったダーバンのMONSOONなるスーツを着込み,式場へ向かうが,やっぱり夏の京都にスーツはあちい.

電車を2本乗り継ぎ,式場のFUNATSURUに到着.
古い旅館か何かを改築して作った様な結婚式場だったが,和と洋が渾然一体となった感じがなかなかよかった.
古い古い木製の階段を3階まで登ると,いきなりチャペルがでてくるんやもね.
すぐそばに鴨川が流れてて,なかなか雰囲気がよい.
が,冷房が弱くてやっぱり暑い.
結婚式ならみんなスーツ着てるんだからもっと冷房きかせんかい!というのが出席者の一致した意見だった.

結婚式自体は滞りなく終了.
まかされたていた乾杯の挨拶も,ややうけ,ぐらいでまあ無難にこなした.

式が済んでホテルに帰ってきたのが午後2時ぐらい.
嫁さんが貴船神社やら鞍馬山やらを散策して帰ってきたのは午後3時ぐらい.
この暑いのにかなりハードに歩き回ったようだ.

夕方はホテル内で土産物など買うぐらいでのんびりと過ごした後,夕食におでかけ.
この日は,以前の京都旅行で,一度お世話になったことのある先斗町のROJIという居酒屋さんへ.
前回はコース料理だったのだが,なかなかよかったので,今回は一品料理を注文して行く.

いろいろ注文したけど,やっぱりどの料理もうまい.
カウンターに座ってあーだこーだ言いながら食事してると,福岡人だというのがばれたらしく,目の前の料理人のお兄ちゃんが話しかけてくる.
なんでも,高校まで福岡に住んででて,その後京都にでてきたとのこと.
そういう人がいるから,焼酎の品揃えがきちんとしてるんだねぇ,とか話しながら,うまい食事とお酒を堪能したのだった.


3日目は,ホテルで朝食を食べた後は,来たルートを反対に通ってただひたすらに帰宅.
午後3時ぐらいに福岡空港についたが,そこから嫁さんの実家にコロを迎えに行き,自宅に着いたのは夕方の6時ごろ.
さすがにその日は早めに床についたのだった.

翌日からは普通に出勤して溜った仕事を片付けていたのだが,さすがに疲れも溜っていて,1日終わるとぐったり.
なのに,また2日後には金沢に出かけるはめになっているのだった...


2010年7月11日日曜日

MGM Grand(ラスベガス出張)

円高である.

8月現在で$1=86円近辺をうろうろしている.
昨年の同じ時期の資料を見ると$1=96円程度.
1年で10%程円高になっている.
一昨年は$1=110円ぐらいだったんで,それから比べるとすごい円高だ.

何がいいたいかというと,最近毎年恒例のラスベガス出張で,ホテルの料金がすごいことになっている.
アメリカのホテルの部屋はツインの部屋が普通だが,ラスベガスの中心部の少し古いホテル(例えばImperial palace)だと,2人で泊まって1泊3000円なんてのがごろごろしている.
一人1泊1500円?
泊まってみるとわかるが,ごく普通のホテルである.

さて,今回のラスベガス出張で宿泊したのは,泣く子も黙るMGM Grand.
部屋数では世界2位らしいが,総合的な規模では世界1位の世界最大のホテルである.

当初は昨年も泊まったPlanet Hollywoodを予定していたのだが,ホテルのホームページをチェックしていると,MGM Grandの3 days saleが目にとまった.
なんと,MGM Grandの通常の部屋が1泊$55.日本円で5000円!
しかも,Bungalow suiteなるスイートの部屋が一日5$アップで宿泊可能!?
というわけで,面倒な事務手続きもなんのそので,Planet HollywoodからMGM Grandへすべての予約を変更したのだった.

ホテルの感想を先に書いておくと,泊まったのはもちろん,Bungalow suite.
金額だけなら,日本の普通のビジネスホテルと同じ金額である.
部屋は.....広い,ただ,ひたすらに.
が,それだけ.
テレビはブラウン管のやつが2つ.
ベッド前に1つとソファー前に1つあるが,ソファー前のテレビは最後まで電源を入れることがなかった.
調度品もごく普通で,高級感はまるでなし.
ベッドはでかいやつが2つあるが,まあ,それだけである.
スイートになってもラスベガスでは冷蔵庫がないのは当たり前らしく,これは相変わらず不便やね.

シャワーブースとバスタブは別々になっているのだが,シャワーブースの湯温はぜんぜん熱くならない.
バスタブの方のシャワーは少しは熱くなるけど,温度調節が難しい.
なんの条件でいきなり熱くなるのか...最後までよくわからなかった.
しょうがないので,シャワーブースは使用不可にして,バスタブのシャワーで毎日格闘するはめになった.

こんな感じで,広い以外に全くメリットのないMGM Grandのスイートだった.
これは,MGM Grand全体の宿泊した感想でもあって,部屋からストリップまでかなり遠いし,館内に簡単な買い物ができるとこが少ないし,あまりいいことがない.
昨年泊まったPlanet Hollywoodの方が,部屋の高級感もあり,ストリップやベラージオにも近く,ABCストアが館内にあるので,何かと便利なのは間違いない.
というわけで,来年以降はMGMはパスという結論に落ち着くのだった.


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さてそれでは,備忘録なので時系列順に全旅程を記録しておこうか.
ただし,今回は,日本に帰ってからのスケジュールがハードだったので,ラスベガスでの行動はおとなしめである.


1日目:

福岡空港に全6人のメンバーで集合して,成田へ移動.
成田からはユナイテッドでサンフランシスコへ.
このユナイテッドのひどさは,前回の備忘録で書いた通りである.

サンフランシスコで4時間ほどトランジットの後,特に問題もなくラスベガスへ.
MGM Grandは空港から近いので,さっさと移動できたのはよかった.

MGMにチェックイン後は,ルクソール辺りをちょろっと見学してMGM近くのフードコートで夕食.
"chili mania"とかいう名前のくせにぜんぜん辛くないハンバーガーのセットだったが,塩辛いチーズが大量にかかったフライドポテトが出てくる.
ちょっと全く食べれないので,2,3本食べて同行の若い衆に食べてもらう.
ちなみに,このパターンは,今回の旅行では何度となく繰り返されるのであった.

この日は,時差の修正のためにも,睡眠導入剤を飲んで早めに就寝.


2日目:

7時頃に目覚ましで目を覚ますが,睡眠導入剤のおかげか,ぐっすり寝た雰囲気である.
ちなみに,例のごとく,寝るときは部屋のエアコンはOFFにしてある.
外気温は35度ぐらいになっているが,他の部屋が冷房しているので,それで十分涼しい.
ずっとつけておくと,ほぼ100%の確率でノドをやられてしまうのである.

この日は朝から昼までMonte carloでお仕事.
仕事場は冷房ががんがん効いているので,もちろん長袖長ズボンである.
仕事終了後はそのまま,Monte carloのBuffetへ.
何回か来てるが値段相応の味で,同行者にもなかなか好評だった.

そういえば,ここで携帯電話を紛失する同行者が発生.
拾った物を届けてくれる国民性ではないので,早めに回線を止める方がいいと思ってたら,なぜか実家に電話して回線を止めてもらったようである.

午後はラスベガスのストリップを練り歩く.
バスで北上してファッションショーを一回りした後,南下してフォーラムショップスをぐるぐる.
最後はベラージオの噴水で終了.
こう書くと簡単に見えるが,最後の辺りではうちの若い衆が,
「足がもう限界です...」
と音を上げていた.
そりゃまそうだろうね.
1週間分ぐらいの距離を半日で歩いたっちゅう感じだからね.
こちらは,毎日の犬の散歩で慣れてるからこれぐらいの距離はたいしたことはない.

この日の夜は,何度か来ているHooters
黒人の陽気なおねいちゃんが担当になってなかなか過ごしやすい.
が,前回同様この日も被害者が出現.
多分揚げ物中心の食事になってしまい,油があんまりよくないので,内臓が疲れてるとそうなると思うのだが,食事終了後にそのままトイレに直行し,しばらく出てこず.
だからね〜アメリカではサラダばかり食べた方がいいと思うよ.


3日目:

この日の午前中はみんな疲れてるだろうということで,自由行動.
が,10時前にMGMのでかいプールに行くと,すでに若い衆2名がスタンバっているのだった.
何を待っているかというと,MGM名物の超でかい流れるプール.
いつも流れているわけではなくて,決まった時間にしか流れないらしい.
この日は,10時からだったのでそれを待ってたわけですな.

この流れるプールを初体験してみましたが,おおお,これはなかなかいいんじゃなかろうか.
しかし,長かったね.
1周15分ぐらいかかるかも.
ぜひ浮き輪が欲しいところだった.

さてこの日の午後は,ショッピングタイム.
タウンスクエアというとこにバスで行こうとするが,バスが停留所を通り過ぎ,ラスベガスアウトレットセンターへ.
まあ,ここでも買い物できるのでいいか,ということで,時間を取ってお買い物.
自分は体力を削ってもしょうがないので,休憩である.
ちなみに,昼食はここのフードコート.
よくある中華のファーストフードを食べたけど,まあまあの味だった.

予想してたことではあるが,あまりいいブランドがないという話になり,北のプレミアムアウトレットに向かう.
初めてバスで行ったけど,やっぱり時間かかるね.

プレミアムアウトレットでしこたま買い物をした後は,それぞれに分かれてホテルに帰る.
うちのグループは,ファッションショーで下車して,同行者が彼女に頼まれたというコーチのバッグを買った後,午前中にスルーしたタウンスクエアへ.
タウンスクエアのホールフーズなるショッピングセンターでお土産を買った後,やっとホテルに戻る.
疲れた〜.

夕食はPlanet Hollywoodに併設されている,日本食BuffetのTodaiへ.
ラスベガスに来たら,滋養を養うため必ず1度は来るのだが,今回は全般的にあきらかに味が落ちていた.
Iced green teaをいつも飲んでたのだが,明らかにチープになってるよ.
シェフが変わったのかどうかしらないけど,残念.


4日目:

この日の午前中は,みっちりとお仕事.
まあまあうまくいったので,めでたしめでたし.

昼飯はMGMのフードコート.
ただし,あまり食欲がなかったので,一人ABCストアでアメリカンな寿司を買っておいてそれをパクついた.

午後は同行者と別れて,帰国後のスケジュールのために体力を蓄えるべく一人部屋で休憩.
メールの整理をしたり,持ってきた仕事を片付けたり,持参したDVDなど見たりしているとあっという間に時間は過ぎて行く.

そういえば,このときにカジノにふらっと立ち寄って,人生最大のジャックポット!だったんだ.
といってもスロットで6万円程度.
ただし,このおかけで,今回のラスベガス旅行はめでたく黒字になったのであった.

夕食は,初めてのレストランのHard Rock Cafe
いわゆるアメリカンレストランだが,料理もおいしくなかなかよかった.
ちなみに,2日目のフーターズの料理とはまったくレベルが違って,こちらはまともな料理が食べれます.
同行者は,ステーキだのなんだの食べ散らかし,ジンのストレートをくれといって担当のおねいさんに目をむかれ,いろいろ楽しめたんじゃないかな.
さんざん食べても一人5000円いかなかったと思うので,なかなかお勧めのレストランである.
ただし,店名からわかるように,音楽ががんがんかかってるんで,じっくり落ち着いて話ができるという環境ではありません.


5日目:

実は飛行機の値段が安くなるということで,若い衆は別のホテルに2泊程延泊することになってた.
ただし,さすがに土日はラスベガスのホテルがバカ高くなるので,MGMにはいられない.
というわけで,若い衆のみImperial palaceに移動する.

部屋を見せてもらったけど,Imperial palaceは値段相応のぼろっちいホテルだったが,まあ宿泊には問題ない.
ただ,昼食で利用したBuffetはダメやね.
ラスベガスで最低のBuffetだった.

この後は,ベネチアンの蝋人形館とストラストフィアタワーという定番の観光スポットへ.
ま,個人的にはどちらも何度も行ってるので感想はないけれど,ストラストフィアタワーのライドを楽しんでもらえたようでなにより.
(チキンと言われようが,高所恐怖症の人間はあのライドには乗らん!)

最後の晩飯は,Ariaという今年新しくできたホテルのBuffetにした.
このbuffetはスペースも広くてかなりよかったね.
ベラージオやパリスのBuffetに比べても遜色ないと思う.


6日目:

最終日は,朝5時に起きてひたすら飛行機に乗って帰るだけである.

ホテルを出る直前に,最後の運試しということで,ビデオルーレットに賭けてみる.
$100を入れて,数字の真ん中(13〜24)と後半(25〜36)に$50ずつ.
つまり,約2/3の確率で1.5倍になり,約1/3の確率で0円になる.
さて結果は....I win!
というわけで,最後に4500円ぐらい勝ってラスベガスの滞在終了となった.

それにつけても,ユナイテッドと比べて,帰国便のANAのすばらしさよ.
見逃していた,ボーンアイデンティティとボーンスプレマシーをゆっくり堪能して帰ったとさ.


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帰国後は一息つく暇もなく翌日から京都にいるはめになるのだった.
その話はまた後日.


2010年6月30日水曜日

なにもなしの6月

数百人の人たちが,暗い密閉された空間で椅子に縛り付けられている...
誰もが沈痛な面持ちで,所在なさげにそれぞれの時を過ごしている.

7月なのに凍えそうな寒さ.
そこはかとない冷気が常に空間の中を漂っている.

支給される食糧はまずいものがほんの少し.
体を温める温かい飲み物もなし.

携帯も使用を禁止されて,目の前にあるのはインターネットにつながってないパソコンが1台.
それとて,バッテリーがいつまでもつやら.


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という感じで,いきなりここはどこでしょう?のコーナーから始まってしまった今回の備忘録.
勘のいい人はすぐわかるとおもうが,ここは太平洋上の飛行機の中.
例によって,暇を持て余して,ほったらかしにしておいた備忘録など書いてみるわけですな.

しかし,最近のユナイテッドのサービスのひどいことといったら...もううんざり.
席と席の間が狭くて,ガンガンエアコンを効かせているのはいつもの通り.
体感温度では22度ぐらいじゃないだろうか.
アジア人の人たちは,だいたい長袖を着てるか毛布に包まってみの虫状態.
でも,こんな中で,エアコンの風を直撃させる西洋人もいるんだから,人間って不思議.

食事は,ライスとカレー風味のチキンと,サラダとパン.
デザートまでいつの間にかなくなってしまった.
おまけに,今日は揺れるからという話で温かい飲み物のサービスはなし.

ANAなら当たり前のシートテレビなんかももちろんなし.
ゲームで遊ぶなんて夢のまた夢かね.

というわけで,毛布で寒さを耐え,持参したスナック菓子で飢えを凌ぎ,ミネラルウォーターで喉の渇きを癒して,この不毛な時間を耐えている.
ま,そういう状況下なので,本を1冊読破し,仕事を2つ終わらせ,こうして備忘録も書く暇があるというわけです.


さて,ほったらかしにしておいた6月の備忘録を少し書いておこう.

6月といえば...どこも遠出はしてないな.
5月末に沖縄に行ったこともあり,週末は家でのんびりと過ごしていたような気がする.
それでも,どこかで恒例の芝刈りを1度したと思う.

そういえば,どこかの週末に天神にスーツを買いに行った.
7月中旬に京都で開かれる結婚式に出席することになったのだが,持ってるスーツは合服ばかり.
酷暑の京都で合服だと倒れてしまいかねないので,サマースーツを買うかことになったのである.

最初は家の近所のはるやまとかに行ってみたけど,いかにもポリエステルという感じのサマースーツばかりでまりいまひとつ.
夏のボーナスも出るので,ひとつ奮発するかということで,父の日セール(そうだ父の日の週末だったんだ)を狙って,天神の百貨店にのこのことやってきたのである.

とりあえず,三越と大丸の父の日セールの特別会場に行ってみたが,三越はやる気があまり感じられない.
大丸は力が入ってたけど,とにかく吊るしてあるやつを売ろうと必死.
結婚式だって言ってるのに,えらい縞縞のスーツを勧めてきたりでとにかく売ることしか考えてない.
そんな中途半端なスーツを買いに来たんじゃないので,早々に退散した.

結局買ったのは,三越の普通のスーツ売り場で,D'urbanというおじさま御用達ブランドのスーツを買うことになった.
モンスーンという名前のスーツだが,素材はウール100%.
それでいて,風を通すようにできてて,体感温度はかなり涼しく感じるらしい.
もちろん着心地も抜群だったけど,父の日フェアでセミオーダーで作ってくれるとのこと.
それなりの値段がしたけど,なかなかいい買い物をしたと勝手に満足したのであった.

この日はついでに天神でランチということで,バンダルなるタイ料理屋さんに行く.
トムヤムラーメンを食べると,日本人向けに調整してあるけど,きちんと本格的な味がする.
さすがタイ政府公認のお店に選ばれているだけのことはある.
また機会があれば,夜に来てみよう.

そんなこんなで,のんびりと過ぎた6月だった.
ただし,7月は久々の過密スケジュールである.
その話はまた後日書いていこう.

2010年5月28日金曜日

ステーションホテル牧志(沖縄旅行その2)

5月下旬の沖縄旅行その1からの続きである.

そういえば,その1で書き忘れたことを書いておこう.
今回の旅行は,飛行機と那覇のホテルだけをビジネス系のツアーで予約して,残りのホテル(AJ幸喜)とレンタカーは別途手配した.
なんせ,その方が安いのだ.
今回お世話になったレンタカー会社は,最近よく使ってるオリックスレンタカー
アウトレットモールあしびなーの近くにレンタカーステーションがあり,そこまでバスで送迎してもらえる.
最近の沖縄のレンタカーは,送迎から配車までシステマティックになって建物もきれいになってきた.
ただし,接客もマニュアル化がどんどん進んできたみたいで,何かと面倒.
今までいろいろ使わせてもらった中では,沖縄はフジレンタカーが格安だし面倒がなくてよかったね.

今回のレンタカーで来た車は,旧型の日産キューブ.
以前借りた同じ日産のノートが運転しやすかったので期待してたが,荷物が載るだけで後はいたって普通.
やっぱり背が高い車は,運転してもつまらんね.

さて,それでは残りの日程を記録しておこうか.
時間軸に沿って書いていってみよう.


3日目は,チェックアウト時刻ぎりぎりにAJ幸喜を出発して,おきなわワールドに立ち寄る.
おきなわワールドでは,洞窟を散歩し,ヤシの実ジュースがまずいと定番の感想を述べた後,ハブ酒を買い込み,白い蛇などをつんつんするといういつものメニューをこなす.
ちょうど昼食どきになったが,ここのレストランは観光地値段だったので,ちょっと遠いが以前も行ったカフェくるくまでランチにする.

カフェくるくまは,タイ料理風のカレーがメインの絶景カフェ.
わざわざメニューに「辛いよ!」というマークが書いてあるのに,そのカレーを頼んで,辛くて食べれんなんて言ってはいけません.
個人的にはくるくまの辛さは香草(ハーブ)の程よく効いたスパイシーな辛さなので,辛くてもいくらでもいける.
ただし,辛いやつは一口食べると額から汗がどどっとでるから,ハンカチは必須.

その後は,レンタカーをDFSで返却した後,モノレールに乗ってこの日の宿泊ホテルであるステーションホテル牧志に移動する.
沖縄のDFSは相変わらず値段が高くて,何の意味もないので素通り.
そのうちつぶれるんじゃないだろうかと個人的には思う.

ステーションホテル牧志は小さなビジネスホテルだけど,国際通りに面しており,モノレールの牧志駅にも近いので至極便利.
部屋はビジネスホテルとしてはいたって普通だけど,ロビーは広くて快適.
雨が降ったときはちゃんと傘も貸してくれるようなきちんとしたホテルである.
これで,朝食が付いて,平日の部屋数限定ながら3900円のプランで泊まれるとはちょっと信じがたい.
那覇に格安で泊まる場合は真っ先に候補に挙がるホテルだろう.
ただし,部屋のドアがオートロックでないのはご愛嬌,である.

さて,ホテルに着いた後はみんな自由行動ということになったので,昼寝でもしようかと思っていたが,なんとAJ幸喜にスボンのベルトを忘れてきたことが発覚.
たまたまベルトのいらない半ズボンをはいてたので身につけてなかったのだが,明日の帰りには必要になる.
ということで,しょうがなく一人モノレールに乗っておもろまちのショッピングセンターへ.
いいベルトがあったので早速購入したが,ついでに食料品売り場に行くと,よさげなお土産が大量に売っている.
こりゃちょうどいいや,ということで,安値でお土産をそろえられたのは,けがの功名である.

この日の夕食は,ステーキレストランを予定していたが,連日の暴飲暴食でお腹がもたれているメンバーが多いということで, 食べログで探しておいたうちなー家という居酒屋に変更するが,これが大正解.
店は奥まった場所にあり,店構えもそんなにきれいじゃなかったので,メンバー一同入店時に躊躇するが,入ってみると地元の人も利用するような格安の居酒屋さんだった.
出て来る料理は沖縄料理だが,観光客向けの沖縄料理の店とはぜんぜん違う味で,どれもうまい.
さんざん飲み食いして,一人3500円.
これから那覇に団体で来るときは,必ずまた来ようと思うのであった.

その後は,さすがに疲れてたので若い衆とは分かれたが,なんと那覇のメイド喫茶に行ったメンバーがいた.
後で感想を聞くと,酔っぱらって時間ギリギリに行ったので,メイド喫茶なのにメイドさんに冷たくされたそうである.
ま,そりゃそうだよね.


4日目は,チェックアウト時間ぎりぎりの11時にホテルを出発し,国際通りでお土産など買いつつ,これまた定番の牧志公設市場で観光&昼食.
メンバーが1階の魚屋さんで,魚代1000円+調理台500円の一人1500円で話を付けてきたので,2階でその料理を頂く.
刺身盛りから始まって,あら汁,魚の甘酢あんかけ,エビチリぐらいのセットになったけど,なかなかコストパフォーマンスのいい料理だった.
2,3人のときはここの市場で注文するのはあまりよくないと思うけど,大勢で行くといい感じの食事になるようである.

そんな感じで昼食を食べていたのだが,料理が出て来るのが遅かったので,帰りの飛行機の時間がぎりぎりになってくる.
なので,食事が済んだ後は,すばやく行動.
ホテルに荷物を取りに帰り,牧志駅からモノレールで空港に移動して,さっさとチェックイン.
が,やはりチェックインの荷物の列が長く,保安検査を通ったのは,出発の30分前とあまり時間なし.
空港ではお土産も買わず,一路帰宅の途についたのだった.

ちなみに,帰りの飛行機の中に文庫本を1冊忘れてきてしまった.
めずらしく,何かと忘れ物の多い旅行だったので,今後は気をつけておこう.

2010年5月26日水曜日

AJ幸喜(沖縄旅行その1)

bloggerのテンプレートデザイーナーというやつにつられて,ブログのデザインを変更.
今までbloggerのデザイン変更機能は貧弱だったけど,これでやっと他のブログと同等になったって気がする.

それはおいといて,さっさと本題に行こうか.

普天間の問題で大騒ぎになっていた5月末.

そんなこんなの沖縄にわざわざ旅行にやってきたのである.

今回の旅行は,職場の慰安旅行みたいなやつ.
例年なら9月にやってるのだが,9月は仕事の出張も多く,「9月やだ〜,やだ〜」とだだをこねて,日程変更することになった.
個人的に狙ってた日程は,5月中旬から6月下旬にかけて.
だって,この時期って祝日がないからね.
ちょっと旅行でもしないと5月病になってしまうってんだ.
というわけで,5月末のド平日から3泊4日という「どうやって休むんだ?」的な日程を無理矢理ねじ込み,普天間で大騒ぎの沖縄に降り立ったのだった.

個人的には沖縄は何度も来てるので観光もせずのんびりシュノーケリングでもしたかったのだが,初めてのメンバーも多いので,ドライバーも兼ねていろいろまわった.
とりあえず,まわった観光地だけまとめて書いとくと,
 ・ 美ら海水族館
 ・ ダチョウらんど
 ・ フルーツランド
 ・ 万座毛
 ・ おきなわワールド
ぐらいかな.

しかし,一緒に行ったメンバーに「一番印象に残った観光地はどこ?」と訪ねたら,即座に「ダチョウらんど!」と口をそろえていう.
なぜにあんなB級観光地が?と思うが,まあ,B級テイストだからこそ味わえる楽しさもあるってことで.
しかし,沖縄が初めての人間がだちょうランドに行くことがおかしいと思うが,誰あろうそこに連れて行ったのはこの俺だったりする(^^);

さて,宿泊のホテルだが,最初の2泊は沖縄のリゾート地にして,最後の1泊は那覇にしようということが,計画の初期段階から決まっていた.
今回選んだリゾートホテルは,AJ幸喜
というか,最初はなんだこのホテル?という感じだった.
知名度0というか,何度も沖縄に来ているのに,まったく初耳のホテルだった.

調べてみると,平成22年4月にオープンしたばかりのできたてほやほやのホテル.
コンドミニアムスタイルなので,余計なサービスはついておらず,宿泊料金は格安.
部屋はツインで30m^2で,最大6人泊まれる部屋だと60m^2.広い!
ビーチも徒歩5秒,というかビーチにホテルが建っている.
といういうことなしのホテルだったので,例のごとくじゃらんからの予約となった.

到着してみると,なかなかおもしろいホテルである.
入口はマンションのごとくで,チェックインカウンターはビジネスホテルよりも小さい.
ロビー,というスペースはほとんどなく,10人ぐらいが座れる椅子が置いてある程度.
ホテル内は解放廊下で,ほとんどマンション感覚.
こういうコンドミニアムスタイルは面倒がなくて,これはこれでいい.

部屋に入ると...広い!
特に60m^2の部屋は快適である.
この部屋に13人が集合して宴会をしたが,ぜんせんOK.
しかもベランダが広く,テーブルが2つもあるので,波の音を聞きながらのむ焼酎(泡盛は好みじゃないので)の味は格別である.
かといって,ムキになって飲んではいけません>2日目夜の俺(反省)

ちなみに,この部屋には,事前の情報では有料と書いてあった食器やフライパン等が備え付けになっており,真下にあるコンビニでSPAMなど買ってきて焼くと,それはいいおつまみになるのだった.

あと,記録しとくべきなのが,30m^2の部屋の洗面の蛇口.
洗面台も透明で驚くのだが,なんでそんなとこから水が出るの?と意表をつかれる感じがして,なかなかおしゃれである.

総じて言えば,グループで大きい部屋に泊まると,宴会もできてしごく快適な宿泊になること間違いなし.
これで,朝食付きで一人4000円ぐらいなんだから,文句の付け様がありません.
何度も沖縄に来てる夫婦や付き合いの長いカップルなんかにもいいだろうね.
コンドミニアム風のあっさりしたテイストだけど,食器なんかが備え付けなので滞在しやすいホテルである.
しかも,今は営業開始から日数も立ってないので,部屋も新しくてきれい.
今のうちに行っとけば,絶対に文句のでない宿泊になるだろう.

ただし,雰囲気はあっさりしてるので,新婚旅行には向きません.
ラブラブのカップルは,近くのマリオットとかブセナテラスにしておいた方が無難です.
ま,それらのホテルとは宿泊料金が3倍以上違うので,基本的に比較になりませんが.


さて,最後に1日目と2日目の食事の記録を残しておこう.
詳細は某グルメクチコミサイトに書いてるので,手短に.

1日目夜: A&Wジャンバルターコー
ハンバーガーとタコライスはどちらも沖縄の有名なファーストフードだけど,それらを有名店で買い込んでホテルで食事.
スーパーのお惣菜も加わって,なかなか満足の夕食となっった.
こういうとき,コンドミニアム形式のホテルはよいね.

2日目昼: 紀乃川
食べログで探していったけど,そうでなければ絶対に行かないような場所にある定食屋さん.
定食も安くてうまかったが,追加で頼んだジーマミー豆腐がこれまためちゃうまだった.

2日目夜: 家守家
大阪府生まれ大分県育ちのオーナーがやってる沖縄にはめずらしいおしゃれ系居酒屋.
料理の味は沖縄で食べた中では抜群.値段もそんなに高くないので,名護周辺に泊まるときは必ずまた来よう.

その後はホテルに戻ってちょっとした(?)飲み会.
ベランダの心地よい風につられて飲んでるうちに,ちょいと飲み過ぎてしまいましたとさ.



3日目以降の分はその2に続く.

2010年4月30日金曜日

4月,そしてGW

また,バタバタと忙しい生活に戻った4月である. 

4月といえば,職場にも新しいメンバーが入ってくる季節であるが,慣れてもらうまでいろんなことを教えなきゃいけないのが大変.
そんなこんなで,ゾンビのように沸いてくる仕事をバタバタと倒していく日常がまた始まったのである.
というわけで,4月はほとんどどこも行かず.

とある日には,仕事関連で原鶴温泉まで行ったが,現地滞在時間4時間ぐらいで,温泉にも入らずにとんぼ返り.
その翌日には,ちょいとした用事で,岡山の実家に帰省.
お出かけというとそれぐらいである.

4月からのGWも,「GWはどこにも出かけるべからず」といういつの間にかできた家訓にしたがって,めぼしいところにはどこも行ってない.
1日は,ガーデニングという名の庭の草刈に費やされた.
また別の1日は,衣替えやファンヒータの片付けで日が暮れた.

こんな感じでだらだらしてたのだが,あまり家にこもってても腐ってしまうので,とある1日は映画のだめカンタービレ最終楽章後編を見に行った.
後は,行きつけの居酒屋さんで美味しいお酒をいただいた日があったぐらいか.

こんな感じでまったりとしたGWを過ごしたので,その後の仕事でペースを取り戻すのが大変なのであった.

2010年3月28日日曜日

石垣旅行(その2): 西表島&石垣島一周

石垣島旅行(その1)の続きで,後は食事と行動の記録を綴っておかなければ.
ただし,食事関連の内容は某口コミグルメサイトの方に書くことにしたので,ここでは食事の話はちょっとだけ記録しておこう.


1日目:

この日は時間がなくて,空港でレンタカーを借りたらそのままホテルに直行.
沖縄で借りたときの対応がよかったので,今回もフジレンタカーというとこにしたけど,まあ対応は普通かな.
値段は4日間借りっ放しで1万円弱.安っ.
沖縄と違って,お客さんは僕らだけだったので,マンツーマンで送迎してもらった.

軽井沢倶楽部石垣島にチェクインした後は,ホテルの周辺を散策.
が,周辺は牛ばっかり.
食用の石垣牛だと思うけど,結構近くまでいけて,その辺に生えてる草を餌としてあげられるふれあい動物園状態.
石垣島はそこかしこに牛はいるし,ヤギや馬をペットとして飼ってたりするとこも結構あり,島全体に動物がわらわらいるのであった.

1日目の夕食は,炭火焼肉 大
おいしいけど,ちょっと高いね.石垣牛が周辺に沢山居るのでもっと安くできるはず.焼肉はどこで食べても同じなので,次回はなし.


2日目:

八重山諸島名物の,離島巡りに早朝から出発.
現地ツアーを予約するのが普通みたいだが,できるだけ安くということで,すべて自分で手配しておいた.

おっと,その前に,朝8時半から,辺銀食堂で石垣島ラー油を30分ほど並んで買う.
いまや石垣島で最も有名なお土産になってしまった石垣島ラー油.
9時開店で8時半にならんですでに8人ぐらい並んでおり,9時頃には50人ぐらい並んでたんじゃないだろうか.
買って自宅で食べてみた感想は,辛くはないがいろんなスパイスが利いてて沢山使うと香ばしくていい感じ.
が,そこまで並んで買わないといかんもんかねぇ.

さて,話を元に戻すと,石垣の離島桟橋までレンタカーで移動し,高速船に乗って西表島の大原へ.
高速船は3社あるのだが,行きは時間の関係で新興の石垣島ドリーム観光という会社にする.
航行中は,最後尾のデッキに陣取りずっと外を眺めてたが,八重山のきれいな海を眺めながらの高速移動はきもちいぃ〜.
が,エンジン音がうるせ〜.
会話もままならない感じで,45分ぐらいで西表島に着いたのだった.

西表港に着いたあとは,オリックスレンタカーを借りる.
石垣島のレンタカーも借りっ放しなので,レンタカーの2重レンタルである.
ただし,ここのレンタカーは6時間で3,500円程度.
とにかく,レンタカーが安い.

西表島は,メインの道路が1つしかない.
片側1車線の道路で,しかも島を1周していない.
島に2つある大原港と上原港をつなぐだけの道路である.

そんな道路をレンタカーで走りつつ着いたのが,西表島最大の目的地である由布島である.
ここは,水牛が引っ張る荷台に乗せられて海の上を渡って行くので有名な島である.
八重山観光では目玉と行ってもいい観光地で,パンフレットには必ず載っている.

現地に着いてみると,水牛たちはいやがるでもなく,お客を乗せてのそのそと海に入って行く.
海といっても,干潮なのか水深は5センチ程度.
なので,海を渡るというか,単に荷台に乗せられてるだけなのだが,これは案外心地よい.
並行して何台もの水牛車が走っているので,他の水牛車を眺めるのもなかなかである.

ただし,荷台の前の方に座るとちょっとしたスリルがある.
水牛がいきなる海の中で立ち止まることがある.
何かな?と思ってみてると,いきなり海の中でボトボトボトって....
フンをし始めるのである.
御者の人が飛び散らないように防いでぐれはするが,なんせ牛の尻は視線の目の前なわけで,巨大なウンチをまじまじと眺めるはめになるのである.

由布島に上陸すると,島は植物園になっている.
先ほどの水牛がまとめて柵に入っているところや,水平線がみれるところありと結構楽しめるようになっている.
のんびりと1時間半ぐらい散策した.

再度水牛にゆられて戻って来て,西表島を再度ドライブ.
上原港まで行って,ほんとに何もないねぇ〜ってつぶやいて,途中の名もない砂浜で水平線を眺めながらぼーっとして,日本最西端というふれこみの西表島温泉へ.
が,嫁さんの体調が悪く,温泉はパスして食事することにした.

ところが,時間は2時を過ぎており,西表島温泉のレストランもその近くのレストランも昼の営業時間が終了.
この辺はかなり田舎なのである.

しょうがないなということで,由布島で売ってた弁当でも食べようと戻ってみるが,弁当も売り切れ.
どうしようか,と思ってると,由布島の近くに猪狩家なるドライブインっぽいものを発見.
営業しているようなので,ここで沖縄そばにする.
そばの味は普通だけど,突き出しで出て来たさとうきびから作った黒糖がうまかった.

という感じで,西表島探訪は終了.
行き残したところもかなりあるので,また機会があれば,のんびりと一泊しにこよう.

西表島からの帰りの高速船は,八重山観光フェリーにする.
老舗の会社の舟だけあって,大きくて快適だった.

2日目の夕食は,宿泊ホテルの軽井沢倶楽部のレストランであるアマンダ
宿泊者はコースを安く食べられたのでそれにしたが,格式高いかと思いきや,結構カジュアルな感じ.
僕は和食のコース,嫁はフレンチのコースという無茶をしたが,きちんと対応してもらって美味な夕食をいただいた.


3日目:

この日は,石垣島一周ドライブに出発.
1日かけてぐるっと一周した感想は,観光地化されてなくていいね〜ということ.
観光地らしい観光地は,川平湾のグラスボートのみ.
あとは,展望台がぽろぽろあるけど,土産物屋はほとんどなくて,人もあんまりいない.
何もないのんびりした道を走るのは気持ちよかったね.

途中,島田紳介が経営するトムルというカフェをひやかしたり,有名な八重山そば屋らしい明石食堂に行ってみたり.
明石食堂は田舎の住宅街にあるのだが,その一角だけ車と人がごちゃっといて,一種異様な光景だった.

3日目の昼食は,UliUli Cafe というペットもOKなカフェ.
ハンバーガーがうまかった.ジューシーな肉のパティもおいしかったけど,バンズのパンがとにかく美味い.また行ってみよう.

後は,石垣の塩工場で塩を購入して,宿泊ホテルであるグランビィリオに移動したのだった.

3日目の夕食は,石垣市街の森の賢者
ガイドブックにも載ってる有名店だが,石垣の素材を使った創作料理という感じ.
混んでると対応が遅くなるけど,丁寧な料理ですごく好感が持てた.
石垣にはめずらしく,九州の焼酎がある.
なぜか奥霧島とか宝山白豊なんて九州でもめずらしい焼酎ばっかりなので,その辺を飲み散らかした.


4日目:

前日にコンビニで買い込んでおいたパンを食べて,ホテルを出発.
石垣市街の商店街で島らっきょうとかのお土産を買い込んで,2日目にラー油を買った辺銀食堂で昼飯を食べて,最後にレンタカーを返して空港へ.
辺銀食堂ではランチのセットを頂いた.
餃子とジャージャー麺だったが,貴重なラー油がかけ放題.
非常にあっさりした味でよかったけど,1000円は高いと思うね.

そんなこんなで,石垣島旅行は終了.
沖縄本島と違って,石垣島は観光地化されてないのんびりとした時が流れている.
そんな雰囲気が個人的にはすごく心地よかった.
現在はもう直行便はないけれど,機会があれば是非また訪れたい場所の一つになったのであった.

2010年3月26日金曜日

石垣旅行(その1):軽井沢倶楽部&グランヴィリオ

前回の阿蘇旅行から帰って来て1週間後,次に流れ着いたのは,八重山諸島は石垣島である.

12月にも確か北海道にいったんじゃなかったっけ?という声も聞こえるが,これには実は訳がある.
3月末には1,2月の激務を慰労するために1泊2日程度の旅行をするのが恒例行事である.
昨年一昨年とだいたい車で九州内のどこかに行っておいしいもんでも食べて帰ってくるのが普通.
が,しかし,今年はふとしたきっかけから,石垣旅行と相成ったわけである.

そのきっかけというのは,ANAのホームページを見ていたときに出ていた以下の一文である.
「福岡-石垣線 2月1日より3月31日まで期間限定で直行便運航!」

なぬ?直行便?
福岡から石垣に直行便があるとは初耳である.
直行便なら,ANAのマイルを使って行けるってこと?
ちょうど2人分のマイルは余ってるぞ.
この不景気のご時世,この機会を逃したら,いつまた直行便が運行するやらわからんぞ.

というわけで,急遽予定を組み直し,気がついてみれば今年の慰安旅行は石垣島になっていたわけである.
しかも,せっかく石垣まで行くんだからということで,日程もなんとか都合をつけて3泊4日に変更.
ただし,オフシーズンなのでホテルは格安.飛行機代もマイルでタダ.
意外とリーズナブルな旅行になったのであった.


そんなこんなで計画された石垣旅行.
長くなりそうなので,今回は宿泊したホテルだけ書いておこう.


いつものごとく,ホテルマニアとしては,同じホテルに3泊もするのはもったいないので,最初の2泊と最後の1泊は別のホテルにすることにする.
調べてみると,石垣のホテルはそんなにたくさんあるわけではない.
ただし,沖縄本島と違ういくつかの特徴がある.

1. 市街地に近いリゾートホテル
沖縄本島は,恩納から北のゾーンにリゾートホテルが集中してるが,那覇から離れてるので晩飯が大変.
観光客専用のまずい居酒屋で食べるか,バカ高いホテル内のレストランで食べるかしか選択肢がない.
ところが,石垣では一番有名なANAインターコンチネンタル石垣を筆頭に,市街地から車で10分程度の場所にちらほらリゾートホテルがある.
これは,もともと島が小さいからなんだけど,タクシーで1000円以下で市街地に行けて,晩ご飯が食べれるので大変便利である.

2. やたらと広い客室
ちょっといいリゾートホテルになると,最低ラインが40平米.
沖縄本島だと25平米ぐらいが最低ラインだから,部屋の大きさは倍ってとこだろうか.
もちろん,その分かなりのんびりとくつろげるのである.


そんなこんなで,今回の最初のホテルとして選ばれたのは,軽井沢倶楽部ホテル石垣島
軽井沢とここ石垣にしかホテルがないという不思議なチェーンホテル.
インターネットの前評判では,建物とかのハードウェアはたいしたことがないけれど,サービスは高得点ということだった.
部屋の広さは,最低ランクの客室で2部屋あって58平米.
それだけ広ければまったく問題ないので,その最低ランクの部屋で予約した.

到着すると,確かに部屋が広い!上に開放感がある.
他のリゾートホテルと比べてもベランダが広いので,ベランダでのんびりとくつろぐことも可能である.
おまけに,ここのホテルの特徴として,各部屋に1台ずつpanasonicのマッサージ機がある.
ちょいと壊れかけだったけど,さすがpanasonicでめちゃくちゃ気持ちよい.
滞在中は何度となく利用させてもらいました.

あとなぜかこの部屋にはベランダにジャグジーが付いていた.
ま,これはおまけ程度.
その内側の風呂からも外の景色がちょっと見えて,なかなか快適なバスタイムとなるのである.

そういえば,面白いのは,ここの部屋の床はタイル張りである.めずらしい.
掃除が楽でいいだろうし,なんとなく裸足で歩かなくなるので清潔である.

という感じで部屋は満点.

お次は接客なんかのソフトウェアだが...沖縄には珍しい旅館みたいなおもてなしの心を持った接客なのである.
特に,どことなく佐藤隆太に似たホテルマンの人がすばらしいかった.
ホテルに帰って来てフロントに近づくと既にキーが準備されている.
こちらがレストラン入り口でちょっと困った顔をしてると,すかさず近寄って来て声をかけてくれる.
とにかく,お客が困ってないときは何も手を出さないけど,困りそうなときはそっと間の手を入れてくれるという細やかな気配り.
まさにリゾートホテルの鏡ともいうべき接客である.
沖縄本島の大規模ホテルでは絶対にまねのできない,中規模のホテルだからこそできる行き届いたサービスだろうと思う.

そういえば,書き忘れたが,無料の空港送迎やフリーラウンジも付いている.
見なかったけど,ビデオオンデマンドの映画なども無料.
とにかく,サービスには全くと言っていいほど隙がない.

こんな感じで,サービスは120点!と言っても過言ではない.
とにかく,今まで泊まったホテルでは,接客は支笏湖第一寶亭留 翠山亭と並んでトップクラスである.

こんな高級感あふれるホテルにも関わらず,時期と予約タイミングをうまくやると1泊朝食付きで1万円を切るお値段.
沖縄本島の2/3ぐらい値段の印象である.

というわけで,個人的には大のお気に入りのホテルとなった.

あと,蛇足を書いておくと,周辺はほんとに何もない.
あ,牛がいる,か.
食用と思われる石垣牛が飼われてて,散歩に行くとそこら中にいる.
いい感じの田舎なのである.
まあ,都会の人は牛臭いと思うかもしれないけどね.


さて,もう1件は,石垣リゾートグランビィリオホテル
ルートインホテルズというビジネスホテルチェーンが手がけるリゾートホテルブランドである.

面白いことにこのホテルは,軽井沢倶楽部と正反対の経営方針である.
まさにビジネスホテルの哲学で,
「無駄はないが感じのいい部屋を最低限の人員でサービスすることにより,格安の値段で快適な滞在を提供する.」
という感じだろうか.

今回泊まった部屋は,エグゼクティブシーサイドツインという長ったらしい名前のついた部屋.
最近のちょっとお高いリゾートのお約束のように,各部屋用の庭がついてたり,部屋から丸見えのバスルームなどがある.
部屋の広さも58平米.
家具も新しくて文句はありませんが,なんかちょっと安っぽいかな.

いわゆる大規模リゾートなので,大浴場やコンビニなどもホテル内にある.
ただし,ホテル内にいる従業員の人の数は必要最小限.
まあ,勝手にできるからぜんぜんそれでいいんだけどね.

きれいで新しくていいし,市街地にも近いので,便利で快適.
しかも部屋数限定だったが,このでっかい部屋が一人一泊一万円ちょい.ただし朝食なし.
いや安いなぁ.

子供がいたり団体で来たりする場合は,軽井沢倶楽部よりも少々騒いでも問題なさそうなこちらの方がいいだろう.
ただし,新婚旅行だとどうかなぁ?
旅行に慣れてない若夫婦ならこの部屋に感激するかもねと思うけど,そっちを目指すなら部屋に加えてサービスもいきとどいたマリオットとかの沖縄本島の高級リゾートの方に分があるかなと思う.
ま,とりあえず,泊まって後悔するようなホテルではないので,リーズナブルに石垣リゾートを楽しみたいならお勧めである.


という感じで,今回のホテルはどちらも満足のいくものだった.
特に,軽井沢倶楽部はもう一度泊まってみたい.
ただし,石垣も同じ部屋なのに夏はバカ高くなるようなので,注意が必要である.

食事なんかの話は,その2に続く.

2010年3月20日土曜日

ペンションを考える

ペンションを利用する機会ってどれぐらいあるもんだろうか.

スキーに行くと,安く泊まろうとするとツアーにペンションが組み込まれていることが多い.
昔に何度か泊まったことはある
確か北海道にスキーに行ったときにペンションに泊まったことがあったけど,しゃれた洋風の料理が出て来たけどぜんぜん量が足らなかったことと,漫画がいっぱいあって暇でそれを読んでたことくらいしか覚えてない.

島根県は瑞穂にスキーに行くときは,いきつけのペンション(というより民宿)があって,そこの料理はめちゃめちゃ量が多くて,若造にはちょうど良かった.
なんせ,一通りコース料理を食べた後にお好み焼きが出て来るんだから.
なぜかっていうと,元々がお好み焼きやさんの民宿なので,お好み焼きがでるのは当たり前なのである.
島根県だけど広島風お好み焼きで,うまいうまいと食べてると最後にはいつもお腹がパンパンになっていたなぁ.

こんな感じで,ペンションはその経営者の姿勢がもろに出るので当たり外れがものすごく大きいのである.
個人的にはもうこの年になると外れの宿には泊まりたくないので,最近は基本的にペンションは避けるようにしている.

が,3月の3連休に,どうしても外で一泊する必要が出て来て,この禁を久々に破ってしまった.
外泊の理由は,メンドクサイ町内会の行事から逃れるためというしょうもない話なのだが,毎年貢献してるから今年はパスしたかったのだ.
例によって,うちの犬を預けるのも大変なので,一緒に連れて行こうということになった.
しかし,最近の3連休のホテルの取れないことといったら...
3月の頭に計画を始めたのだが,よさげなところはどこも満室.
唯一,阿蘇周辺でペット可のペンションかトレーラーハウスが空いてたので,しょうがなく,ペンションにすることになった.

そのペンションの名前は,今回は書きません.
久しぶりに,大外れのペンションだったので,ちょっと苦言を呈しようと思います.

3連休でてんてこまいしているのはわかるけど,ペンションについてチェックインをしようと宿に入っても全く無視されてる状態.
ようやくオーナーっぽい人を捕まえるが,「あ,ペットの人は外のコテージの前に車を泊めてください.」と言われて後は,ほっとかれる.
ちなみに,結局滞在中部屋の鍵を渡してもらえず.
しょうがないので,鍵の開いている外のコテージに入ると,まあ,内部は普通のコテージかなぁ?
しかし,一部電球が切れてたり,ホコリっぽいところがあったりと,なかなか手入れが行き届いてない.

食事の時間が決まってないので,時間を聞きに行くと「今は手いっぱい無理だから後で」と言われる.
後でって,何時やねん!と関西人なら切れそうだが,はいはいとコテージに戻って,食堂の人が少なくなったことに行くことにした.

見計らったころに食堂に行くと,まだてんてこ舞いしていたが,なんとか席を作ってもらう.
でてくる料理はかなり美味かったですよ.
接客は女将さんが一人で切り回していて,料理を作る人は見えなかったけど,阿蘇牛のステーキは大変おいしゅうございました.

が,そんなばたばたしてるなかで,オーナーは知り合いとワインを飲みつつのんびりと談笑中.
おまえは働かんのか!と言いたくなる.
九州で時々お目にかかる,旦那は何もせず,奥さんだけ働くというタイプなんだろうと思う.

食後は何もすることがないので,部屋に戻ってテレビでもみながら寝ようとするが,なんか寝づらい.
ベッドは狭いし,かなり寒いのに布団も薄いし.

おまけになぜかコロ(犬)が夜中の2時ごろに足を痙攣させ始める.
何事か?と思ったが,とりあえずおしっこしたいのかと外に連れ出す.
でもそうではなかったようである.
結局,単に寒かったから痙攣させてたのかなという結論に達した.

そんなこんなでほとんど寝れずに朝を迎えた.
まあ,あとは普通に朝食をいただいて,帰途についたけど,珍しく夫婦で「食事がおいしくてもあの接客や部屋ではもう2度と行かないね」という意見で一致したのだった.

というわけで,どんなに安くてもやっぱりペンションはパスするのが無難かなという思いを強くしたのであった.

ちなみに,その後行った,ウィナスという立ち寄り温泉と,あそ望の里くぎのという公園みたいなところはなかなかよかった.
特に,あそ望の里くぎのは,最近できた施設のようだが,無料のドッグランがあって,犬を放せるのでなかなか楽しい.
が,せっかくリードを外してもらってるのに,どの犬も怖がってあまり飼い主から離れないのが微笑ましい限りだった.

2010年3月17日水曜日

仙台で海鮮だい!

というわけで,3月お出かけ月間第2弾の2泊3日の仙台出張である.

今回は,お仕事で若い衆も同行してるので,特に遊び回った訳ではないような.
ちなみに,個人的な印象では,仙台は博多によく似てて,あまり観光するとこはないけど食事はうまい.
なので,自然と食事の話ばかりになるのである.

とりあえず,まず最初に,宿泊したホテルのことから書いておこうか.
今回の宿泊は,仙台ツアーで最も安いランクだった,ドーミーイン仙台本館
このホテルの売りは,
(1) 大浴場があること
(2) 全室にマッサージ機があること
(3) ラウンジコーナーでソフトドリンクやビールが無料で飲めること
のようである.
特に(2),(3)は都会のホテルとしては珍しいので,期待して宿泊してみた.

で,感想を書いてしまうと,期待したことはたいしたことがなく,それ以外のことがなんかよかった.

部屋のマッサージ機は完全に期待はずれ.
安っちぃマッサージ機で,マッサージ機マニアから言わせると,もみ玉が固い.
なので,マッサージを受けても痛いばっかり.
最初にちょっと試してみて,あとは完全な荷物置きと化してしまった.

ラウンジコーナーは,利用しようかと思ったけど,けっこう外が寒かったのでのども乾かず利用せず.
夜食のラーメンも無料だったが,試しに食べた同行の若い衆によると,食べなくてもいい程度のものだそうな.

大浴場も結構ちっちゃいので,あまりのんびりする気分にはならなかった.
まあ,足を伸ばして入れるのはいいものなので,ないよりはましといったところか.

逆に何がよかったかというと,立地がすこぶるよい.
広瀬通に面していて,すぐ近くにバス停もレンタカー(オリックス)もある.
買い物や食事は,裏通りがクリスロードという商店街なので,そこでなんでも済ませられる.
飲み屋街の国分町もじゅうぶん徒歩圏内である.

ロビーには,枕がたくさん置いてあり,好きなタイプの枕を持っていくことができる.
固い枕でないと寝れないたちなので,これはかなり助かった.

という感じで,ビジネスホテルとしては十分及第点で,ツアーで最も安いクラスになってるのはちょっと理由がわからない.
普通に予約しようとすると意外と高いみたいだし.
なので,ツアーでここのホテルが指定になってる場合は,迷わず予約したらいいんじゃないかな.


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さて,後は時系列順に食事のことなど記録しておこう.

1日目は,ホテルにチェックインした後,唯一といっていい仙台の観光名所である伊達政宗像を冷やかして,仕事場に寄ってさっさとホテルに帰ってきた.
この日の夕食は,牛たん専門店の利休で牛たんの定食をいただく.
仙台には星の数ほど牛たん専門店があり,仙台に来る度にいろんな牛たん屋さんに行ってみたが,一番自分の舌にあったのがこの利休である.
チェーン店なので,仙台には10店舗以上あるようだが,どこで食べてもほぼ同じ味というのが嬉しい.

2日目は朝早くホテルを出発し,午前中はみっちりお仕事.
が,昼からはまあいいかということで,ホテルに戻って,富士屋というラーメン屋さんで昼食.
ワンタンメンが有名らしいのでそれを頂いてみるが,薄めの醤油味ってとこかなぁ.
もう少し昆布だしか鳥のダシが効いてるといいと思うんだけど,なんか少し物足りない味である.
それでも量はかなり多く,大盛りを頼んで食べきれないかもと思ったのは久しぶりである.(結局食べたけど.)

午後は,ちょっと時間があったので,レンタカーを借りて作並温泉までドライブ.
途中に,ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所があったので,立ち寄ってちょろっと見学.
なんかビール工場や焼酎工場は必ず寄って見てる気がするが,無料なんだし行かない手はありません.
例によって最後に試飲があったけど,ドライバーだったのでもちろんジュースで我慢である.

その後は,一の坊という作並温泉では一番大きいんじゃなかろうかというホテルで日帰り温泉としゃれこむ.
いろんな種類の風呂があるとのことでどんな大浴場かと思っていたら,お風呂場が離れてるタイプでがっくり.
内風呂と露天風呂は完全に別のところにあり,内風呂から上がったら服を着て露天風呂までテクテク歩いて行く必要がある.
最近この手の露天風呂のホテルにぼちぼち遭遇するのだが,ぜんぜんのんびりできないので,あまり好きではない.

さてこの日の夕食は,お楽しみの打ち上げである.
とりあえず,1件目は若い衆がピックアップした仙臺居酒屋おはな‎というお店である.
地下への階段を通って店に入ると,きれいな内装で,お客の年齢層がかなり高い.
これは値段もちょっと高い店だな,と思ったらまあそれなりの値段だった.

料理は魚系が中心だが,ちょっとメニューが少ないと思う.
若い衆と3人で食べてたら,めぼしいものは食べ尽くしてしまった.
ただし,刺身盛りは素材もよく盛りつけにかなり気をつかってある.
接客をしてくれたおにいちゃんがまだ慣れてない子でたどたどしかったのはご愛嬌だろう.
味には間違いがないので,仙台出張のときにまた立ち寄ってもいいかな?ぐらいの感じである.
ただし,仙台に来るときはもう少し店構えが汚くて同じぐらいうまいくて安い店がいいかなぁとも思った.

2時間ほどいたが,食べるものもなくなったので,ちょっとだけ2件目ということで,近くにあった水とんぼというお店に移動.
が,店に入ってみると他にお客さんが誰もいない.
これは失敗か?と一瞬思ったのだが,料理を頼んでみるとそんなことはなく,普通においしい.
なぜか九州の焼酎がいろいろあったので,仙台までやってきて麦焼酎を飲み散らかしてしまった.

そんなこんなでおとなしく(?)10時過ぎには2次会も終了.
酔いも回っていたのでおとなしくホテルに帰ったけど,若い衆は国分町のオネェチャンのいる店に行ったんだそうな.
どんなお店に行ったのかは...知らないことにしておこうか...

3日目は大したこともなくそのまま空港に直行して,仙台出張は終了.
が,その2日後にはなぜか阿蘇にいるはめになるのだった.
その話はまた後日.

2010年3月13日土曜日

天神&中洲飲み会2010

さて,3月の幕開けは,恒例の年に1度の飲み会である.

1年の憂さを晴らしましょうということで,毎年毎年深夜まで飲むのだが,結論から書くと今年はそれほどはっちゃけることもなく,記憶もなくなることもなく,おとなしく終わったのだった.
やっぱり年をとったということか?
もうあまり飲むメンバーもいないので,来年からは確実にChange!が必要かもしれないなと寂しく思う.
とりあえず,全員でどっかの旅館に泊まってゆっくり飲むのはどうだろうか?と記録しておいてみる.

さて,備忘録としてお店を全部記録しておこう.


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1件目: 晴れたり曇ったり

今や老舗の仲間入りをした親不幸通りの海鮮居酒屋である.
若かりしころは,関東や関西からのお客さんがうまいお魚食べたいという度に来たお店だった.
とにかく新鮮な魚介類が食べられるので,来福する人には一押しの居酒屋さんである.

今回は4200円で飲み放題付きのコースで予約.
刺身盛りや明太子卵焼きなど名物料理もありつつ,やっぱり魚がうまいね〜
大勢で行ったので,オリジナル芋焼酎の5合瓶もおまけしてくれた.すばらしい.
が,その5合瓶を半分ぐらいしか飲みきらない今のメンバー.
お酒を飲まないんだからしょうがないけど,6人程で1升の焼酎を軽く空ける昔のメンバーを思い出すと一抹の寂しさを覚える.

量的には若造にはちょっと足りないかもしれないけど,質的には大満足のコースだった.


2件目: 6年4組天神分校

2件目は,奇をてらって,最近できた一風変わった居酒屋にしてみたんだけど...これははずれ.
小学校のような内装が売りで店員さんはヤンクミみたいなジャージを着てる.
だけど,それだけ.
試験管に入ったドリンクや小テストとかあったけど,いっこうに盛り上がらず.
だって,店員さんは運んでくるだけなんだから.

食事の方は,コメントに値しません.
まあ,白木屋とか笑笑とかのレベルの食事と思えば腹も立たないでしょう.
しかし,前の店でうまか〜刺身を食べた後に,冷凍物ばかりの刺身を食べることの空しさよ.

が,よくよく考えると,この店に行きたいと言い出したは自分だったりする.
深く反省.


3件目: COVENT GARDEN(コベントガーデン)

ショットバー系に行きたい時間帯になったけど,いつも同じ店はやだな〜と調べておいたのがここ.
カジュアルなバーで,全員女性のバーテンダーさんということらしい.
2次会の店からも近いので,メインのメンバーとは別れて4人で徒歩で到着.

10時過ぎにつくが,満席ということで10分程待つ.
店内に入ってみると,明るくていごこちのいいカフェみたい.
まあ,普通に過ごせる感じだけど,チャージ300円,カクテル800円〜って感じでお値段も安いんでちょっと客層が若いかな.
ほんとに久しぶりにミントジュレップなぞ飲んで1時間程で退散.


4件目: KOMASA

12時ぐらいで,最後はいつもの中洲のバーに.
入ったときは誰もおらず,ママさんが一人で頑張っていた.
帰るときには1組お客さんが来たけど,なんか寂しい感じになってたね.
ただし,逆に落ち着けると思うので,静かに話したいときにはいいかもしれない.


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という感じで,例年より早く(?)2時ぐらいには全行程終了.
西中洲のまる家に行っていたメインのメンバーと合流し,挨拶して解散した.
しかし,この時点で誰も酔ってないね〜

その後OBと一緒に一竜ってとこのラーメンを食べたか.(ラーメンの感想:普通)
繰り返し書いておくが,来年はもうこのスタイルは辞めようね>来年の俺

2010年2月28日日曜日

1月&2月

もう3月も終わろうかというころなんだから,1月と2月の話を記録しておこうか.

今年の1月と2月はほんとにどこにも行かず.

1月の中旬に仕事で天神に日帰りで行ったぐらいか.
スケジュール帳を見ても,仕事でもプライベートでも全く出かけてないねぇ.
よくて近場のショッピンクセンターをぶらついたぐらい.
前も書いた通り,2月中旬には帯状疱疹もでたので,2月後半は家でへばっていた.

この反動で3月はお出かけばかりになるのだが,その話はまた後日.