2009年10月30日金曜日

国民宿舎波戸岬@呼子

最近,週休1日で働いているような.

実際にはそれほどでもないのだが,出張や旅行で週末が潰れることが多く,なかなか土曜が休めない.
おかげで11月の3連休の後半は,家でひたすら惰眠をむさぼっていた気がする.

そんな話はおいといて,10月末の呼子旅行の話がまだだったので,記録しておこう.

今回の旅行は,年に1度の職場の慰安旅行的なやつ.
もともとは9月に決行する予定だったのだが,参加者のスケジュールの都合で10月に延期になっていた.
おまけに,日程も2泊3日から1泊2日に変更に.
なので,近場に呼子でもという話に落ち着いたのである.

かなり慌ただしい旅行だったのだが,とりあえず,順番に記録だけ残しておこうか.


初日は,都市高速なんかを乗り継いで,昼頃に唐津に到着.
有名なご当地バーガーである,唐津バーガーのスペシャルを注文し,屋外でぱくつく.
あいかわらずうまいが,まあ値段がそれなりにするので,妥当なとこだろう.

次に,呼子に移動し,マリンパル呼子で,海中展望船のジーラと七ツ釜遊覧船のイカ丸に分かれて乗船.
以前,ジーラには乗ったことがあったので,今回はイカ丸にした.

出航すると,とりあえず,七ツ釜という観光ポイントまではスピードを出して,一直線に進む.
小さい甲板で受ける風がなかなか気持ちよくてよい.

七ツ釜は,いわゆる同穴が7つあるというだけだが,同穴の入口まで船で入って行くので,なかなか楽しめる.
まあ,ジーラは2100円,イカ丸は1500円という値段だが,価格相応といったところだろうか.

イカ丸を下船するとそろそろ夕方だったので, 桃山天下市という道の駅で買い出しをして,風の見える丘公園で風を探して,今回の宿泊場所である国民宿舎波戸岬に到着.

この国民宿舎波戸岬について書いておかなければいけないのが,快適な離れ棟と,値段の安さ.
離れは最近新築されたようだが,6人で利用してもゆったりの広さ.
風呂もなぜかバカでかい.
2階建てのタイプと1階建てのタイプがあり,両方借りたが,どっちも快適だったようである.
おまけに裏には芝生の広場があり,子供とかは走り回れるはず.
絶好の屋外飲み会の場所だ,と思ったが今回はベランダでおとなしくしていました.

こんな快適な離れなので,普通に泊まったら1泊2食付きで1万5千円はしそうなのだが,今回は,イカの活け造りの刺身がついてなんと一人8000円!イカの活け造りがなかったら6300円!
なんか,大勢で行ったら合宿扱いになって,格安の値段になった.
さすが国民宿舎,といいたいところだが,こんなんで採算があうのかと心配.

で,食事の方だが,イカの活け造りはいい!
個人的にはイカの活け造りはどこで食べても似たような味ではあるのだが.
後作りのイカの天ぷらは食べきれない程出てきた.
まあ,それ以外はあまり特徴のない食事だが,イカの活け造りが付いて宿泊料金が安いんだから文句なんかぜんぜんありません.

夕食の後は,それなりにお酒を飲んで,ベランダでサザエを焼いて,○○で遊んで,
しかし,離れと本館の間のドアに門限があり,11時半には部屋に帰らなければならなかったので,お先に就寝.
その後,何があったのかは本当に知りません.


次の日は,朝食をパクつき,チェックアウト後に海中展望塔に行ってみる.
ここは初めてだったけど,誰か曰く,「動かないジーラだよね.」
まあ,その通りなんだが.
例によって例のごとくで,魚の餌を買いこみ,魚を寄せて遊ぶ.

ここからは,道の駅に再度寄った後,呼子を離れて,なぜか三瀬そばへ.
土曜ということで,店の外まで待っているお客さんに気後れしながら,待つこと約30分.
腹を減らして食べたそばはあいかわらず独特の歯ごたえでうまかったが,こんなに待ってまで食べるものなのかどうかは疑問.

その後は,おとなしく自宅に直帰しました.
あまり飲み過ぎなかったけど,遊び足りなくてちょっと不完全燃焼かな.
まあ,年相応になったということかもしれぬ,としみじみ思うのであった.

2009年10月23日金曜日

新型インフルエンザ

いつもはほぼ一月前の話を書いてばかりだけど,たまにはリアルタイムな話題でも.

昨日38度台→今日は37度台の熱が出て寝込んでおります.
そう,新型インフルエンザの御診断を本日医者で頂きました.

思えば,水曜の会議で,ごほごごいいながらマスクして出てきてる人の隣にいたもんなぁ.
詳細は聞かなかったけど,あれがやっぱり原因に違いない.

という感じで,生まれて初めてタミフルっちゅうやつを飲んで家でおとなしくしています.
逆に,ワクチン打つよりは,比較的忙しくない今のうちにかかっておいてよかったかも?

という感じで,仕事関係の方々には迷惑をかけていますが,よろしくお願いします.

2009年10月11日日曜日

小天狗さんろじ

ベストお忍びホテル,ではないだろうか.

という結論で終わってしまいそうな話なのだが,備忘録なので例によって最初から話を始めることにする.


とりあえず,前回の備忘録の続きで,秋吉台でうろうろと遊んだ後に一泊しようかと選んだのが,川棚温泉の小天狗さんろじである.

この小天狗さんろじは,いわゆるデザイナーズホテルっちゅうやつで,まあそれはそれは,凝った造りのホテルである.
まず,部屋数が8室しかない.
しかも,全部屋離れタイプ.
石畳の小道を通って,部屋に入って行くのである.

部屋に入ると,またデザイナーズ空間が広がる.
今回泊まったのは,壱之庄という部屋だけど,なんと旅館では珍しいメゾネットタイプ.
1階がリビングで,2階がベッドルーム.
リビングから外を見ると,温泉の露天風呂が備え付け.
それに加えてデザイン重視の部屋風呂が別についている.
ま〜,こりゃ年配の人が来たらびっくりするだろうな.

ちなみに,リビングの床は妙なぼこぼこの固い床である.
なので,裸足で歩くとちょいと痛い.
もちろん床でゴロゴロなんてできないので,ソファーの上でまったりするのである.

この部屋でちょっと困るのが,2階にはベッド以外の何もないこと.
せめてテレビでもないと,2階でくつろぐことができない.
今回も見事に寝る以外では2階に上がっていくことはなかったね.

食事の方だけど,見事な和風コース料理である.
高級感もあり,どれも見事な仕事がしてある.
配膳のサービスをしてくれる人も満点,と,言いたいところだけど,麦焼酎を頼んだら「しろ」が出てきた.
それは米焼酎だって.
まあ,焼酎飲まない人にはわからんやろねぇ.

食後は,入口横のバーコーナーでゆったりと嫁と2人でカクテルなどを頂く.
が,他に誰もいない.
このあたりで気がついたのだが,チェックインのときに1組会っただけで,他の宿泊客とほとんど顔を合わせることがない.

バーテンをやっている人が気さくな人で,暇だったのでいろいろと話をしたが,いろいろ面白い情報が聞けた.

このホテルを手がけたのは,黒川温泉なんかを仕掛けた人たちなんだそうな.
どうりで,妙にこじゃれた感じがする.
どこをとっても隙がないおしゃれ〜な雰囲気で,女性を連れてくるとうっとりするだろう.

また,満室の日ほどバーコーナーにくる宿泊客は少ないんだそうな.
ちなみに,この宿の周辺には歩いて観光できる場所は全くないので,みんな部屋でこもりっきりで露天風呂で遊んだり....
ってことなんだろう.

あと,サッカーの中田ヒデが2週間前にお忍びで来て泊まってったらしい.
こんなところで,なにやってるんだヒデ!
どうも全国行脚をしてるという話らしく,山口県ではここが選ばれたんだそうな.

という感じで,翌朝の朝食もおいしく頂いて,満足して宿を後にした.

で,後から考えてみると,このホテルのコンセプトがはっきりわかった.
とにかく,お隠れ感を出したいんだねと.

部屋は外の景色は全く見えない.2階からも見えない→外から見られることはない
外界の音ももちろん,露天風呂に出ても他の部屋の音は聞こえない→何をしても聞かれることもない
部屋数が少ない上に食事も個室なので,他の宿泊客にも会わない→誰と泊まっても誰にもわからない
周辺には全く出歩く場所がない→部屋にこもりっきり

という感じで,ポリシーははっきりしてるので,○○の人たちには非常に使えるホテルだ,っちゅうことですな.
逆にいえば,新婚旅行で来るようなホテルではないかもね〜,とも思う.

まあ,部屋等のハードウェアもサービス等のソフトウェアも行き届いていて,まったく文句のつけようがないので,興味のある人は一度泊まってみるといいだろう.
なんせ場所が山口県なので,関東や関西近辺の似たような宿に比べたら,2/3ぐらいの宿泊料金である.


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後は,ホテルを出た後のことを少し記録しておこう.

この日は,ホテルの近くのリフレッシュパーク豊浦というところで,豊浦コスモスまつりというのをやってたので,ちょっと寄って帰るか,と思ったのだが,駐車場は?時間待ちの状態.
近くのスーパーの駐車場から無料送迎バスが出ていたが,こちらも長蛇の列.
気軽に行けそうもないので,軽くパスした.

が,それでちょいと困ったのが昼飯.
川棚温泉名物の瓦そばを有名店のたかせで食べて帰ろうかと思ったのだが,昼飯には早すぎる時間となった.
しょうがないので,門司にあるたかせの支店に行こうか,と車を走らせ門司に到着.
が,ここも3連休なので,人だらけ.
最近できたトロッコ列車に乗ろうとしたら,1時間後までチケット売り切れ.

しょうがないので,昼飯にしようとするが,気分がかわったので門司名物の焼きカレーを食べようと計画.
ガイドブック見てると,上戸彩が絶賛したというBEAR FRUITSという焼きカレー屋さんがあったので,車で直行するが,こちらも大行列.
そこまでして焼きカレーでもないので,更に方針変更で,門司の有名な醤油豚骨ラーメンである太平山で昼食となった.
ちなみに,"太平山ラーメン"というメニューを「おおひらやまらーめん1つ」と注文して「たいへいざんですね」と返されて,太平山と書いて"たいへいざん"と読むことをこのとき初めて知った.
今度から間違えないようにせねば.

という感じで,久しぶりの1泊2日の温泉旅行は終了である.
あとは,のんびり,という生活に戻りたかったが,翌週末のインフルエンザからほとんど週休1日の生活に突入するのであった...

2009年10月10日土曜日

秋吉台&秋芳洞

小学生の頃の記憶ってみんなどれぐらい覚えているものなのだろうか?

子供のころは,年に1,2度家族旅行に連れていってもらったが,思い返してもあまりよく覚えていない.
どこそこには行ったねぇ,というの記憶にあるが,そこで何をしたのかは思い出せない.
大学生のころに記憶は割とはっきりしていて,あんなことやったねぇ,という話が出てくるのだが.

さて,なんの話かというと,9月のシルバーウィークにどこも行かなかったので,嫁さんの誕生日のお祝いも兼ねて,10月の3連休に温泉旅行としゃれこんだ.
今回の目的地は,久しぶりの秋吉台&秋芳洞川棚温泉
川棚温泉は行ったことはなかったが,秋吉台と秋芳洞は小学生のころに来たことがあるはず.
と,思って行ってみたのだが,結論からいうとあんまり覚えてなかったのである.

今回の旅行であるが,最初は,黒川か湯布院辺りの有名な温泉地を候補に挙げていた.
ところが,じゃらんをつらつら検索していると,山口の川棚温泉に妙な新しいホテルができているのを発見.
これは宿泊してみなけりゃいかんだろ,というわけで,近場の秋吉台&秋芳洞もドライブすることにして,今回の1泊2日の旅行計画ができあがったのである.

さて,当日は,とりあえず1000円高速を使って秋芳洞に直行.
小学生の頃に来たことがあるはずだが,ほとんど記憶なし.
洞の入口前のお土産屋さん街なんてあったっけ?

が,洞の入口までくると,なんとなく来たことがあるような〜というデジャブな感覚.
(デジャブは来たことがないのに来たことがある感覚だから使い方間違ってるか.)
中に入ってみると,洞の空間が広い.え〜,こんなに広かったっけ?
最近は,鍾乳洞は沖縄の玉泉洞とかしか行ってなかったが,洞の直径が大きいので,潜ってます!という感じはあまりない.
なんとなく,暗い散歩道を歩いているという感じかな.

奥行きも思った程なく,30分程で往復して終了.
ま,こんなもんか,という感じである.

続いて秋吉台をドライブ.
お〜,この光景は見た記憶があるぞ.
途中,展望台にも寄ってみる.
ここは...来たっけ?
などと,勝手に自分の記憶と無邪気に戯れながら,のんびりと秋吉台を堪能していた.
久しぶりの秋吉台ドライブは,運転もしやすくて,なかなか快適.
近場にあったら,ちょくちょく来たい,という感じである.

昼飯は,Arbòreo(アルボレオ)なるカフェに行く.
最近は,旅行に出かけても,ドライブインみたいな食事どころに入るのはなんか気がすすまない.
高い値段で,大したことない料理を食べさせられるという印象がどうも強いらしい.
なので,最近のマイブームはカフェ.
ランチの値段で,そこそこの食事ができればいいのである.

というわけで,インターネットで探していたところ,このカフェがヒット.
なんでもフォトスタジオとカフェを両方やってて,イタ飯中心のランチをやってるそうな.

カーナビには載ってないので,地図を頼りに行くのだが,最初は倉庫か?と思った建物が,なんとカフェだった.
中に入ると,ご夫婦だけですべてをやってるようで,厨房で奥さんがてんてこ舞いしている.
こちらも急いでないので,しばらく待って注文して,待つこと30分?ぐらいするとやっと料理がでてきた.
ただし,イタリア風の雑多な内装や雑誌を見てると,のんびりして時が経つのを忘れてしまうので,アンニュイな午後,というやつを過ごすことができる.

肝心の料理であるが,ランチプレートの料理が品切れなので,ということで牛タンの煮込みが鶏肉の煮込みに変更になる.
イタ飯といっても家庭料理のようで,非常にあっさりしている.
付け合わせのパン(バニーニ?)が大変うまかった.
ただし,量は少ないので,大の男が食べに行くと少々お腹が満たされないかもしれないね.
最後に,エスプレッソも追加で頼んだが,休日らしく優雅に時間を使ってランチを楽しみたい人はどうぞ.

続いては我が家の定番の動物関連施設である,秋吉台サファリランドへ.
ここも前も来たことがあるが,まあ,サファリランドはなんど来ても楽しい.
餌やりバスがいいと思ったが,この日は予約ですでに一杯.
しかたなく,車で一通り回ったのだが,好き勝手にストップアンドゴーできるので,それはそれで楽しい.
車で回ったあとは,例によって例のごとく餌やりタイム.
サファリランドの運営にしこたま貢献して,サファリランドを後にしたのだった.

さて,ここからが,本命のホテルの話なのだが...長くなってきたので,次回に続く.