2007年8月25日土曜日

鳥取日帰り by スーパーいなば

いきなりだけど,明日から職場の慰安旅行みたいなもので沖縄だ.

明朝は5時に起きなければならぬ.
が,なぜか寝られず,ブログなぞ書いてみるわけですな.

今回の備忘録ネタは,中国地方どさ回り月間(すでになんだったか忘れた)ということで,鳥取に日帰りで行ったという話だった..
大学時代の研究室の30周年記念パーティが鳥取のホテルニューオータニ鳥取で行われるというので,ほぼ日帰りで行ってきた.

パーティの内容はプライベートに触れるので省略だけど,笑いネタもあり,つつがなく進んでいった.
やっぱり皆さん大人になると話がうまいね.

ところが,このパーティは午後1時に始まって午後4時には終了予定だったんだけど,なぜか終了時間が来ても終わる気配がなく...
電車を予約していたので,一言挨拶だけして早退するはめになった.
で,この予約していた電車っちゅうのが,スーパーいなばである.
(なんか,最近鉄道ネタが多いな...)

自宅を出発前に調べてみると,この電車は特急のくせに,なんと2両しかない.
で,1両が指定席でもう1両が自由席.
この手の特急は予約がしづらいのはわかってるので,もちろん1週間前ぐらいにみどりの窓口に切符を買いに行った.
が,なんと,
”すいません,行きのスーパーいなばは予約がいっぱいなので,自由席となります.”
って,2両編成のくせにどんだけ混んでる特急だ?

しかたないので,出発当日は早朝に小倉駅からのぞみに乗って早めに岡山駅に着く.
で,ついたらそそくさとスーパーいなばが出発するホームに行って20分前から並んで待つ.アチーったらありゃしない.
出発間際になると,乗車を待つ人は長蛇の列となり,これは早くきてなかなか正解だったか,と思ったけど,実際電車が来たら,みんな座れてた.
早く来たかい無し.

電車が出発すると,ディーゼルのくせにかなり速くて快適.
なんでも,振り子式車両とかいうやつで,高速で曲がれるらしい.
たしかにこの路線は山道を縫うようにして走って行くので,そういう装置は必要だろな.

それより何より,なんか車窓の風景がなつかしさ満載.
おお,昔こんな山奥で遊んだよなぁ,みたいな.
線路沿いの川のきれいさにうとれてみたり,山の緑に目を洗われてみたり.
なんてことしてたけど,やっぱり1時間ぐらいで飽きた.

そういえば,この特急のもう1つの特徴は,上郡という駅を過ぎると進行方向が逆になること.
上郡駅の直前で,”進行方向が逆になるから,席を回してね,”みたいな車内放送がかかる.
しかし,半数ぐらいの人は面倒だからって回さない.
すると,車両の中央ぐらいで,2人がけの座席がいきなり4人の対面式になってしまったりしてた.
が,田舎の列車だけあって,それはそれで話がはずんで良さげだったな.

という感じで.後は普通に雑誌など読みつつ,鳥取往復をこなしたという感じ.
たまには田舎の電車に乗るのもいいかもね,などと,帰りののぞみで思いつつ.

P.S. 翌日,座りっぱなしでお尻が痛くなったのは内緒である.

2007年8月17日金曜日

夏の帰省

コロだワン.

夏の間は暑くて,すぐにクーラーの効いた部屋に入れてもらってたけど,最近は涼しくなって,庭に出るのが快適だワン.
ちなみに,おいらが書くとなんで語尾が"ワン"になるのかな?
面倒なので,もう書かないワン.

前もこっそりブログを書いたけど,最近あいつは仕事で忙しそうなので,あいつがいなくなったときのことを代わりに書いてやろう.

あいつがいなくなるときは実はおいらはわかってるんだ.
なんでかっていうと,2階から妙な模様のバッグを持ってきて,何かを詰め始めるてるから.
詰めてるのはおいらのおやつじゃないから,全然楽しくない.
また,おいらを置いてけぼりにするらしいから,頭に来て,畳の部屋で横になってバリバリやってやったら,案の定,ぎゃーぎゃー騒ぎやがった.
次の引っ越しのとき,張り替えなきゃいかんだのなんだと言ってるようだ.
でも,そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!

準備ができたら,次にすることは,おいらを車に乗せること.
こいつらが出かけるときの行き先はわかってる.車に乗って45分ぐらいの別の家に行くんだ.
そこにはあいつよりも少し年をとったやつがいて,おいらをすごくかわいがってくれる.
この家ではおいらはひもにつながれてしまうことが多いから,それがちょいとつまんない.

あいつらは,おいらをここに連れてくると,しばらくして後に,おいらを置いて突然出て行きやがった.
どうも今回は,あいつの親に会いにいくらしい.
なんでも新幹線とかいうものに乗って1時間半ぐらいの場所に帰るみたい.
おいらなんか,生まれて3ヶ月で親と離ればなれになって,親の顔も覚えてないのに...

そういえば,こないだなんか,何の前触れもなく1週間以上も置き去りにしやがった.
なんでもラスベガスっちゅうとこに行って楽しんで来たとか.
おいらも連れてって欲しいよ〜.
バイキングの食事を食べまくってやりたいぜ.

でもまあ,実はここは快適だから,たまに来るとのんびりできるんだよね.
特に,食事は格別さ.
いつもならドッグフードか味のない鶏肉しか出てこない食事が,ここならあいつらが食べてる食事が食べ放題.
ちょっと机の上に頭を出して,欲しそうな声を出してやったら,机の上の食事をすぐにとってくれる.
おいらには味覚がないとかいってるやつらもいるらしいけど,おいらは味付けが濃くて脂っこい食事が大好きなんだぜ.いぇい.
かといって,フライドポテトを食べ過ぎたときは,胃がムカついてゲロゲロしたけどな.塩っ辛いのは勘弁だぜ.

ここでは,ソファーの上や畳の上でのんびりしててもぜんぜん怒られない.
おいらが寂しくなったら横で一緒に寝てくれるし.
でも,おいら寝坊助なのに,朝早くから起こされるのは勘弁して欲しい.

そうこうしているうちに,やつらは次の日にはおいらを迎えにきた.
ここもいいけど,自宅がやっぱり落ち着くから,早く帰ろうぜ,って大暴れしてやった.
こういうときは喜んだふりをしてやった方が,やつらは喜ぶしな.
まあ,とりあえず,先に車に乗っておくから早く帰れってんだ.

車に乗って,うとうとしてたら,いつの間にか家についてた.
やっぱり自宅は落ち着くな.
やつらも親に会って大はしゃぎして疲れてたみたいだけど,おいらも疲れてたからさすがに早めに寝てしまった.

たまにはあっちの家に遊びに行くのもいいから,また,連れてってくれよな.
でも,必ず迎えにこいよ.
迎えにこないと,前みたいに脱走してやるぞ,だワン.

2007年8月7日火曜日

東広島グリーンホテルモーリス

それはちょうど一年前のこと.

しがない出張族の男は,ある一軒のビジネスホテルにたどり着いた.
そのホテルは,新しいからという理由だけでインターネットでなにげなく予約したホテルだった.
が,そのホテルの快適さを提供する様々な工夫に驚き,また,来ようと固く誓った.

そして一年後.
男は再びやってきた,このホテル東広島グリーンホテルモーリスへと.
(というか,最近は東広島に毎年仕事があるので否応なく毎年泊まるんだろうけど.)

現在のところ,このホテルは,"My best business hotel in Japan."である.
いろんないい点があるんだけど,とりあえず,一つ一つ見て行こうか.

まず,駐車場.
ゲート式の普通の駐車場だけど,駐車スペースは十二分にある.
東広島に来る人は車で来る人が多いだろうから,予約なしで駐車場が使えるのは嬉しい.
駐車場料金は1日525円だが,まあリーズナブルな方だろう.

次に,ロビーとフロント.
細かく見て行くと,決して高くない品なんだけど非常に趣味良く家具が揃えられている.
少しアジアンテイストが入っているだろうか.

非常に宿泊客の多いホテルなので,フロントにはいつも複数の人がいる.
手慣れたもので,名前を告げると,てきぱきと処理をしてくれる.
そして今回は...前に宿泊しているから,サインするだけでチェックイン完了.
車も前に来た車が記録されており,"今日も○○でお越しですか?"と駐車場の利用も確認してくれる.
この辺の利便性にも気を使うところがやはりただのビジネスホテルではない.

ただし,今回のフロントマン,じゃなかった,フロントレディはやたら声が小さかった.
見てると,他の人とも聞き取りづらいぐらいの小さな声で会話している.
もう少し,はっきりしゃべってくれてもいいんじゃないかな〜.

部屋に入ると,ニュータイプのビジネスホテルとしての様々な工夫がある.

平均的なビジネスホテルより優れているもの:
・ビジネスにしては十分広い部屋
・ゆとりのダブルベッド(その辺のホテルのセミダブルじゃない本物のダブルで寝心地よし)
・無料無線LANインターネット接続(無線LANはめずらしい)
・明るい照明

普通のビジネスホテルにはないもの:
・ロールカーテン(2重になってて普通のカーテンよりこっちの方が絶対便利)
・ベッドに時計がない(携帯を持ってるから,使いにくいベッドの時計はいらない)
・ズボンプレッサー,加湿器や替え枕が各階のエレベータ前においてある(いちいちフロントに電話しなくていいし)

とにかく,5500円の部屋にしては至極快適である.

他にもいいところはいろいろあるのだが,書ききれないので,あと2つだけこのホテルのgoodなところを書いておこう.

1つは,大浴場.
午後3時から翌朝9時までやってて入り放題.(お風呂で"放題"ってのもおかしいが.)
しかもなぜかあまり人がいなくて,のんびりできる.ビジネス客が多くて,部屋の風呂で済ませるからか?
なかなかきれいでタオルも置いてあって,部屋の風呂よりは全然よい.

ついでに,ここには無料(!)で,マッサージチェアが2台おいてある.普通そんなとこない.
ただし,マッサージチェアはnationalの家庭用のやつ.結構高いやつなんだけど,家庭用なので耐久性に問題が...
2年前に泊まったときは非常に心地よかったけど,今回泊まったときは,動作がギシギシでちょっと不安.メンテナンスが必要だな.

もう1つは,1階エレベータ前にある,不思議な雑誌コーナー.
"ご自由にお持ち下さい."と張り紙がしてあって,週刊誌とか漫画雑誌とか置いてあるのだが,品揃えがバラバラ.
普通こういうとこは,同じ雑誌が毎号置いてあったりするのだが,その週の有名週刊誌がなかったり,超マイナーな雑誌があったりする.
不思議に思って連泊してると,ふと気がついた.
俺が前日買って読んで部屋のゴミ箱に入れたマイナーな雑誌が雑誌コーナーに追加されてる...
て,ことは,...ここの雑誌は全部リサイクルだ〜

一応チェックはしているようで,汚くなった雑誌やいわゆるエロ雑誌は置いてない.
他の人が捨てた雑誌を読むのは嫌な人もいるかもしれないけど,比較的きれいなやつしか置いてないから,個人的にはエコな感じに大賛成である.

というわけで,いいことずくめのホテルなんだけど,1点だけ注文したいのが,朝ご飯.
550円で食べれるバイキングに文句いっちゃいけないのは重々承知だけど,もうちょっとだけいい料理にならんかねぇ.
まあ,広島菜とか置いて工夫はしてあるけど,個人的には少し洋風の物が貧弱な気がする.

まあ,それを差し引いても,ベストに近いビジネスホテルなので,機会があればまた泊まることになるだろう.
ほいじゃーまた行くけーな.