2010年5月28日金曜日

ステーションホテル牧志(沖縄旅行その2)

5月下旬の沖縄旅行その1からの続きである.

そういえば,その1で書き忘れたことを書いておこう.
今回の旅行は,飛行機と那覇のホテルだけをビジネス系のツアーで予約して,残りのホテル(AJ幸喜)とレンタカーは別途手配した.
なんせ,その方が安いのだ.
今回お世話になったレンタカー会社は,最近よく使ってるオリックスレンタカー
アウトレットモールあしびなーの近くにレンタカーステーションがあり,そこまでバスで送迎してもらえる.
最近の沖縄のレンタカーは,送迎から配車までシステマティックになって建物もきれいになってきた.
ただし,接客もマニュアル化がどんどん進んできたみたいで,何かと面倒.
今までいろいろ使わせてもらった中では,沖縄はフジレンタカーが格安だし面倒がなくてよかったね.

今回のレンタカーで来た車は,旧型の日産キューブ.
以前借りた同じ日産のノートが運転しやすかったので期待してたが,荷物が載るだけで後はいたって普通.
やっぱり背が高い車は,運転してもつまらんね.

さて,それでは残りの日程を記録しておこうか.
時間軸に沿って書いていってみよう.


3日目は,チェックアウト時刻ぎりぎりにAJ幸喜を出発して,おきなわワールドに立ち寄る.
おきなわワールドでは,洞窟を散歩し,ヤシの実ジュースがまずいと定番の感想を述べた後,ハブ酒を買い込み,白い蛇などをつんつんするといういつものメニューをこなす.
ちょうど昼食どきになったが,ここのレストランは観光地値段だったので,ちょっと遠いが以前も行ったカフェくるくまでランチにする.

カフェくるくまは,タイ料理風のカレーがメインの絶景カフェ.
わざわざメニューに「辛いよ!」というマークが書いてあるのに,そのカレーを頼んで,辛くて食べれんなんて言ってはいけません.
個人的にはくるくまの辛さは香草(ハーブ)の程よく効いたスパイシーな辛さなので,辛くてもいくらでもいける.
ただし,辛いやつは一口食べると額から汗がどどっとでるから,ハンカチは必須.

その後は,レンタカーをDFSで返却した後,モノレールに乗ってこの日の宿泊ホテルであるステーションホテル牧志に移動する.
沖縄のDFSは相変わらず値段が高くて,何の意味もないので素通り.
そのうちつぶれるんじゃないだろうかと個人的には思う.

ステーションホテル牧志は小さなビジネスホテルだけど,国際通りに面しており,モノレールの牧志駅にも近いので至極便利.
部屋はビジネスホテルとしてはいたって普通だけど,ロビーは広くて快適.
雨が降ったときはちゃんと傘も貸してくれるようなきちんとしたホテルである.
これで,朝食が付いて,平日の部屋数限定ながら3900円のプランで泊まれるとはちょっと信じがたい.
那覇に格安で泊まる場合は真っ先に候補に挙がるホテルだろう.
ただし,部屋のドアがオートロックでないのはご愛嬌,である.

さて,ホテルに着いた後はみんな自由行動ということになったので,昼寝でもしようかと思っていたが,なんとAJ幸喜にスボンのベルトを忘れてきたことが発覚.
たまたまベルトのいらない半ズボンをはいてたので身につけてなかったのだが,明日の帰りには必要になる.
ということで,しょうがなく一人モノレールに乗っておもろまちのショッピングセンターへ.
いいベルトがあったので早速購入したが,ついでに食料品売り場に行くと,よさげなお土産が大量に売っている.
こりゃちょうどいいや,ということで,安値でお土産をそろえられたのは,けがの功名である.

この日の夕食は,ステーキレストランを予定していたが,連日の暴飲暴食でお腹がもたれているメンバーが多いということで, 食べログで探しておいたうちなー家という居酒屋に変更するが,これが大正解.
店は奥まった場所にあり,店構えもそんなにきれいじゃなかったので,メンバー一同入店時に躊躇するが,入ってみると地元の人も利用するような格安の居酒屋さんだった.
出て来る料理は沖縄料理だが,観光客向けの沖縄料理の店とはぜんぜん違う味で,どれもうまい.
さんざん飲み食いして,一人3500円.
これから那覇に団体で来るときは,必ずまた来ようと思うのであった.

その後は,さすがに疲れてたので若い衆とは分かれたが,なんと那覇のメイド喫茶に行ったメンバーがいた.
後で感想を聞くと,酔っぱらって時間ギリギリに行ったので,メイド喫茶なのにメイドさんに冷たくされたそうである.
ま,そりゃそうだよね.


4日目は,チェックアウト時間ぎりぎりの11時にホテルを出発し,国際通りでお土産など買いつつ,これまた定番の牧志公設市場で観光&昼食.
メンバーが1階の魚屋さんで,魚代1000円+調理台500円の一人1500円で話を付けてきたので,2階でその料理を頂く.
刺身盛りから始まって,あら汁,魚の甘酢あんかけ,エビチリぐらいのセットになったけど,なかなかコストパフォーマンスのいい料理だった.
2,3人のときはここの市場で注文するのはあまりよくないと思うけど,大勢で行くといい感じの食事になるようである.

そんな感じで昼食を食べていたのだが,料理が出て来るのが遅かったので,帰りの飛行機の時間がぎりぎりになってくる.
なので,食事が済んだ後は,すばやく行動.
ホテルに荷物を取りに帰り,牧志駅からモノレールで空港に移動して,さっさとチェックイン.
が,やはりチェックインの荷物の列が長く,保安検査を通ったのは,出発の30分前とあまり時間なし.
空港ではお土産も買わず,一路帰宅の途についたのだった.

ちなみに,帰りの飛行機の中に文庫本を1冊忘れてきてしまった.
めずらしく,何かと忘れ物の多い旅行だったので,今後は気をつけておこう.

2010年5月26日水曜日

AJ幸喜(沖縄旅行その1)

bloggerのテンプレートデザイーナーというやつにつられて,ブログのデザインを変更.
今までbloggerのデザイン変更機能は貧弱だったけど,これでやっと他のブログと同等になったって気がする.

それはおいといて,さっさと本題に行こうか.

普天間の問題で大騒ぎになっていた5月末.

そんなこんなの沖縄にわざわざ旅行にやってきたのである.

今回の旅行は,職場の慰安旅行みたいなやつ.
例年なら9月にやってるのだが,9月は仕事の出張も多く,「9月やだ〜,やだ〜」とだだをこねて,日程変更することになった.
個人的に狙ってた日程は,5月中旬から6月下旬にかけて.
だって,この時期って祝日がないからね.
ちょっと旅行でもしないと5月病になってしまうってんだ.
というわけで,5月末のド平日から3泊4日という「どうやって休むんだ?」的な日程を無理矢理ねじ込み,普天間で大騒ぎの沖縄に降り立ったのだった.

個人的には沖縄は何度も来てるので観光もせずのんびりシュノーケリングでもしたかったのだが,初めてのメンバーも多いので,ドライバーも兼ねていろいろまわった.
とりあえず,まわった観光地だけまとめて書いとくと,
 ・ 美ら海水族館
 ・ ダチョウらんど
 ・ フルーツランド
 ・ 万座毛
 ・ おきなわワールド
ぐらいかな.

しかし,一緒に行ったメンバーに「一番印象に残った観光地はどこ?」と訪ねたら,即座に「ダチョウらんど!」と口をそろえていう.
なぜにあんなB級観光地が?と思うが,まあ,B級テイストだからこそ味わえる楽しさもあるってことで.
しかし,沖縄が初めての人間がだちょうランドに行くことがおかしいと思うが,誰あろうそこに連れて行ったのはこの俺だったりする(^^);

さて,宿泊のホテルだが,最初の2泊は沖縄のリゾート地にして,最後の1泊は那覇にしようということが,計画の初期段階から決まっていた.
今回選んだリゾートホテルは,AJ幸喜
というか,最初はなんだこのホテル?という感じだった.
知名度0というか,何度も沖縄に来ているのに,まったく初耳のホテルだった.

調べてみると,平成22年4月にオープンしたばかりのできたてほやほやのホテル.
コンドミニアムスタイルなので,余計なサービスはついておらず,宿泊料金は格安.
部屋はツインで30m^2で,最大6人泊まれる部屋だと60m^2.広い!
ビーチも徒歩5秒,というかビーチにホテルが建っている.
といういうことなしのホテルだったので,例のごとくじゃらんからの予約となった.

到着してみると,なかなかおもしろいホテルである.
入口はマンションのごとくで,チェックインカウンターはビジネスホテルよりも小さい.
ロビー,というスペースはほとんどなく,10人ぐらいが座れる椅子が置いてある程度.
ホテル内は解放廊下で,ほとんどマンション感覚.
こういうコンドミニアムスタイルは面倒がなくて,これはこれでいい.

部屋に入ると...広い!
特に60m^2の部屋は快適である.
この部屋に13人が集合して宴会をしたが,ぜんせんOK.
しかもベランダが広く,テーブルが2つもあるので,波の音を聞きながらのむ焼酎(泡盛は好みじゃないので)の味は格別である.
かといって,ムキになって飲んではいけません>2日目夜の俺(反省)

ちなみに,この部屋には,事前の情報では有料と書いてあった食器やフライパン等が備え付けになっており,真下にあるコンビニでSPAMなど買ってきて焼くと,それはいいおつまみになるのだった.

あと,記録しとくべきなのが,30m^2の部屋の洗面の蛇口.
洗面台も透明で驚くのだが,なんでそんなとこから水が出るの?と意表をつかれる感じがして,なかなかおしゃれである.

総じて言えば,グループで大きい部屋に泊まると,宴会もできてしごく快適な宿泊になること間違いなし.
これで,朝食付きで一人4000円ぐらいなんだから,文句の付け様がありません.
何度も沖縄に来てる夫婦や付き合いの長いカップルなんかにもいいだろうね.
コンドミニアム風のあっさりしたテイストだけど,食器なんかが備え付けなので滞在しやすいホテルである.
しかも,今は営業開始から日数も立ってないので,部屋も新しくてきれい.
今のうちに行っとけば,絶対に文句のでない宿泊になるだろう.

ただし,雰囲気はあっさりしてるので,新婚旅行には向きません.
ラブラブのカップルは,近くのマリオットとかブセナテラスにしておいた方が無難です.
ま,それらのホテルとは宿泊料金が3倍以上違うので,基本的に比較になりませんが.


さて,最後に1日目と2日目の食事の記録を残しておこう.
詳細は某グルメクチコミサイトに書いてるので,手短に.

1日目夜: A&Wジャンバルターコー
ハンバーガーとタコライスはどちらも沖縄の有名なファーストフードだけど,それらを有名店で買い込んでホテルで食事.
スーパーのお惣菜も加わって,なかなか満足の夕食となっった.
こういうとき,コンドミニアム形式のホテルはよいね.

2日目昼: 紀乃川
食べログで探していったけど,そうでなければ絶対に行かないような場所にある定食屋さん.
定食も安くてうまかったが,追加で頼んだジーマミー豆腐がこれまためちゃうまだった.

2日目夜: 家守家
大阪府生まれ大分県育ちのオーナーがやってる沖縄にはめずらしいおしゃれ系居酒屋.
料理の味は沖縄で食べた中では抜群.値段もそんなに高くないので,名護周辺に泊まるときは必ずまた来よう.

その後はホテルに戻ってちょっとした(?)飲み会.
ベランダの心地よい風につられて飲んでるうちに,ちょいと飲み過ぎてしまいましたとさ.



3日目以降の分はその2に続く.