2010年3月28日日曜日

石垣旅行(その2): 西表島&石垣島一周

石垣島旅行(その1)の続きで,後は食事と行動の記録を綴っておかなければ.
ただし,食事関連の内容は某口コミグルメサイトの方に書くことにしたので,ここでは食事の話はちょっとだけ記録しておこう.


1日目:

この日は時間がなくて,空港でレンタカーを借りたらそのままホテルに直行.
沖縄で借りたときの対応がよかったので,今回もフジレンタカーというとこにしたけど,まあ対応は普通かな.
値段は4日間借りっ放しで1万円弱.安っ.
沖縄と違って,お客さんは僕らだけだったので,マンツーマンで送迎してもらった.

軽井沢倶楽部石垣島にチェクインした後は,ホテルの周辺を散策.
が,周辺は牛ばっかり.
食用の石垣牛だと思うけど,結構近くまでいけて,その辺に生えてる草を餌としてあげられるふれあい動物園状態.
石垣島はそこかしこに牛はいるし,ヤギや馬をペットとして飼ってたりするとこも結構あり,島全体に動物がわらわらいるのであった.

1日目の夕食は,炭火焼肉 大
おいしいけど,ちょっと高いね.石垣牛が周辺に沢山居るのでもっと安くできるはず.焼肉はどこで食べても同じなので,次回はなし.


2日目:

八重山諸島名物の,離島巡りに早朝から出発.
現地ツアーを予約するのが普通みたいだが,できるだけ安くということで,すべて自分で手配しておいた.

おっと,その前に,朝8時半から,辺銀食堂で石垣島ラー油を30分ほど並んで買う.
いまや石垣島で最も有名なお土産になってしまった石垣島ラー油.
9時開店で8時半にならんですでに8人ぐらい並んでおり,9時頃には50人ぐらい並んでたんじゃないだろうか.
買って自宅で食べてみた感想は,辛くはないがいろんなスパイスが利いてて沢山使うと香ばしくていい感じ.
が,そこまで並んで買わないといかんもんかねぇ.

さて,話を元に戻すと,石垣の離島桟橋までレンタカーで移動し,高速船に乗って西表島の大原へ.
高速船は3社あるのだが,行きは時間の関係で新興の石垣島ドリーム観光という会社にする.
航行中は,最後尾のデッキに陣取りずっと外を眺めてたが,八重山のきれいな海を眺めながらの高速移動はきもちいぃ〜.
が,エンジン音がうるせ〜.
会話もままならない感じで,45分ぐらいで西表島に着いたのだった.

西表港に着いたあとは,オリックスレンタカーを借りる.
石垣島のレンタカーも借りっ放しなので,レンタカーの2重レンタルである.
ただし,ここのレンタカーは6時間で3,500円程度.
とにかく,レンタカーが安い.

西表島は,メインの道路が1つしかない.
片側1車線の道路で,しかも島を1周していない.
島に2つある大原港と上原港をつなぐだけの道路である.

そんな道路をレンタカーで走りつつ着いたのが,西表島最大の目的地である由布島である.
ここは,水牛が引っ張る荷台に乗せられて海の上を渡って行くので有名な島である.
八重山観光では目玉と行ってもいい観光地で,パンフレットには必ず載っている.

現地に着いてみると,水牛たちはいやがるでもなく,お客を乗せてのそのそと海に入って行く.
海といっても,干潮なのか水深は5センチ程度.
なので,海を渡るというか,単に荷台に乗せられてるだけなのだが,これは案外心地よい.
並行して何台もの水牛車が走っているので,他の水牛車を眺めるのもなかなかである.

ただし,荷台の前の方に座るとちょっとしたスリルがある.
水牛がいきなる海の中で立ち止まることがある.
何かな?と思ってみてると,いきなり海の中でボトボトボトって....
フンをし始めるのである.
御者の人が飛び散らないように防いでぐれはするが,なんせ牛の尻は視線の目の前なわけで,巨大なウンチをまじまじと眺めるはめになるのである.

由布島に上陸すると,島は植物園になっている.
先ほどの水牛がまとめて柵に入っているところや,水平線がみれるところありと結構楽しめるようになっている.
のんびりと1時間半ぐらい散策した.

再度水牛にゆられて戻って来て,西表島を再度ドライブ.
上原港まで行って,ほんとに何もないねぇ〜ってつぶやいて,途中の名もない砂浜で水平線を眺めながらぼーっとして,日本最西端というふれこみの西表島温泉へ.
が,嫁さんの体調が悪く,温泉はパスして食事することにした.

ところが,時間は2時を過ぎており,西表島温泉のレストランもその近くのレストランも昼の営業時間が終了.
この辺はかなり田舎なのである.

しょうがないなということで,由布島で売ってた弁当でも食べようと戻ってみるが,弁当も売り切れ.
どうしようか,と思ってると,由布島の近くに猪狩家なるドライブインっぽいものを発見.
営業しているようなので,ここで沖縄そばにする.
そばの味は普通だけど,突き出しで出て来たさとうきびから作った黒糖がうまかった.

という感じで,西表島探訪は終了.
行き残したところもかなりあるので,また機会があれば,のんびりと一泊しにこよう.

西表島からの帰りの高速船は,八重山観光フェリーにする.
老舗の会社の舟だけあって,大きくて快適だった.

2日目の夕食は,宿泊ホテルの軽井沢倶楽部のレストランであるアマンダ
宿泊者はコースを安く食べられたのでそれにしたが,格式高いかと思いきや,結構カジュアルな感じ.
僕は和食のコース,嫁はフレンチのコースという無茶をしたが,きちんと対応してもらって美味な夕食をいただいた.


3日目:

この日は,石垣島一周ドライブに出発.
1日かけてぐるっと一周した感想は,観光地化されてなくていいね〜ということ.
観光地らしい観光地は,川平湾のグラスボートのみ.
あとは,展望台がぽろぽろあるけど,土産物屋はほとんどなくて,人もあんまりいない.
何もないのんびりした道を走るのは気持ちよかったね.

途中,島田紳介が経営するトムルというカフェをひやかしたり,有名な八重山そば屋らしい明石食堂に行ってみたり.
明石食堂は田舎の住宅街にあるのだが,その一角だけ車と人がごちゃっといて,一種異様な光景だった.

3日目の昼食は,UliUli Cafe というペットもOKなカフェ.
ハンバーガーがうまかった.ジューシーな肉のパティもおいしかったけど,バンズのパンがとにかく美味い.また行ってみよう.

後は,石垣の塩工場で塩を購入して,宿泊ホテルであるグランビィリオに移動したのだった.

3日目の夕食は,石垣市街の森の賢者
ガイドブックにも載ってる有名店だが,石垣の素材を使った創作料理という感じ.
混んでると対応が遅くなるけど,丁寧な料理ですごく好感が持てた.
石垣にはめずらしく,九州の焼酎がある.
なぜか奥霧島とか宝山白豊なんて九州でもめずらしい焼酎ばっかりなので,その辺を飲み散らかした.


4日目:

前日にコンビニで買い込んでおいたパンを食べて,ホテルを出発.
石垣市街の商店街で島らっきょうとかのお土産を買い込んで,2日目にラー油を買った辺銀食堂で昼飯を食べて,最後にレンタカーを返して空港へ.
辺銀食堂ではランチのセットを頂いた.
餃子とジャージャー麺だったが,貴重なラー油がかけ放題.
非常にあっさりした味でよかったけど,1000円は高いと思うね.

そんなこんなで,石垣島旅行は終了.
沖縄本島と違って,石垣島は観光地化されてないのんびりとした時が流れている.
そんな雰囲気が個人的にはすごく心地よかった.
現在はもう直行便はないけれど,機会があれば是非また訪れたい場所の一つになったのであった.

2010年3月26日金曜日

石垣旅行(その1):軽井沢倶楽部&グランヴィリオ

前回の阿蘇旅行から帰って来て1週間後,次に流れ着いたのは,八重山諸島は石垣島である.

12月にも確か北海道にいったんじゃなかったっけ?という声も聞こえるが,これには実は訳がある.
3月末には1,2月の激務を慰労するために1泊2日程度の旅行をするのが恒例行事である.
昨年一昨年とだいたい車で九州内のどこかに行っておいしいもんでも食べて帰ってくるのが普通.
が,しかし,今年はふとしたきっかけから,石垣旅行と相成ったわけである.

そのきっかけというのは,ANAのホームページを見ていたときに出ていた以下の一文である.
「福岡-石垣線 2月1日より3月31日まで期間限定で直行便運航!」

なぬ?直行便?
福岡から石垣に直行便があるとは初耳である.
直行便なら,ANAのマイルを使って行けるってこと?
ちょうど2人分のマイルは余ってるぞ.
この不景気のご時世,この機会を逃したら,いつまた直行便が運行するやらわからんぞ.

というわけで,急遽予定を組み直し,気がついてみれば今年の慰安旅行は石垣島になっていたわけである.
しかも,せっかく石垣まで行くんだからということで,日程もなんとか都合をつけて3泊4日に変更.
ただし,オフシーズンなのでホテルは格安.飛行機代もマイルでタダ.
意外とリーズナブルな旅行になったのであった.


そんなこんなで計画された石垣旅行.
長くなりそうなので,今回は宿泊したホテルだけ書いておこう.


いつものごとく,ホテルマニアとしては,同じホテルに3泊もするのはもったいないので,最初の2泊と最後の1泊は別のホテルにすることにする.
調べてみると,石垣のホテルはそんなにたくさんあるわけではない.
ただし,沖縄本島と違ういくつかの特徴がある.

1. 市街地に近いリゾートホテル
沖縄本島は,恩納から北のゾーンにリゾートホテルが集中してるが,那覇から離れてるので晩飯が大変.
観光客専用のまずい居酒屋で食べるか,バカ高いホテル内のレストランで食べるかしか選択肢がない.
ところが,石垣では一番有名なANAインターコンチネンタル石垣を筆頭に,市街地から車で10分程度の場所にちらほらリゾートホテルがある.
これは,もともと島が小さいからなんだけど,タクシーで1000円以下で市街地に行けて,晩ご飯が食べれるので大変便利である.

2. やたらと広い客室
ちょっといいリゾートホテルになると,最低ラインが40平米.
沖縄本島だと25平米ぐらいが最低ラインだから,部屋の大きさは倍ってとこだろうか.
もちろん,その分かなりのんびりとくつろげるのである.


そんなこんなで,今回の最初のホテルとして選ばれたのは,軽井沢倶楽部ホテル石垣島
軽井沢とここ石垣にしかホテルがないという不思議なチェーンホテル.
インターネットの前評判では,建物とかのハードウェアはたいしたことがないけれど,サービスは高得点ということだった.
部屋の広さは,最低ランクの客室で2部屋あって58平米.
それだけ広ければまったく問題ないので,その最低ランクの部屋で予約した.

到着すると,確かに部屋が広い!上に開放感がある.
他のリゾートホテルと比べてもベランダが広いので,ベランダでのんびりとくつろぐことも可能である.
おまけに,ここのホテルの特徴として,各部屋に1台ずつpanasonicのマッサージ機がある.
ちょいと壊れかけだったけど,さすがpanasonicでめちゃくちゃ気持ちよい.
滞在中は何度となく利用させてもらいました.

あとなぜかこの部屋にはベランダにジャグジーが付いていた.
ま,これはおまけ程度.
その内側の風呂からも外の景色がちょっと見えて,なかなか快適なバスタイムとなるのである.

そういえば,面白いのは,ここの部屋の床はタイル張りである.めずらしい.
掃除が楽でいいだろうし,なんとなく裸足で歩かなくなるので清潔である.

という感じで部屋は満点.

お次は接客なんかのソフトウェアだが...沖縄には珍しい旅館みたいなおもてなしの心を持った接客なのである.
特に,どことなく佐藤隆太に似たホテルマンの人がすばらしいかった.
ホテルに帰って来てフロントに近づくと既にキーが準備されている.
こちらがレストラン入り口でちょっと困った顔をしてると,すかさず近寄って来て声をかけてくれる.
とにかく,お客が困ってないときは何も手を出さないけど,困りそうなときはそっと間の手を入れてくれるという細やかな気配り.
まさにリゾートホテルの鏡ともいうべき接客である.
沖縄本島の大規模ホテルでは絶対にまねのできない,中規模のホテルだからこそできる行き届いたサービスだろうと思う.

そういえば,書き忘れたが,無料の空港送迎やフリーラウンジも付いている.
見なかったけど,ビデオオンデマンドの映画なども無料.
とにかく,サービスには全くと言っていいほど隙がない.

こんな感じで,サービスは120点!と言っても過言ではない.
とにかく,今まで泊まったホテルでは,接客は支笏湖第一寶亭留 翠山亭と並んでトップクラスである.

こんな高級感あふれるホテルにも関わらず,時期と予約タイミングをうまくやると1泊朝食付きで1万円を切るお値段.
沖縄本島の2/3ぐらい値段の印象である.

というわけで,個人的には大のお気に入りのホテルとなった.

あと,蛇足を書いておくと,周辺はほんとに何もない.
あ,牛がいる,か.
食用と思われる石垣牛が飼われてて,散歩に行くとそこら中にいる.
いい感じの田舎なのである.
まあ,都会の人は牛臭いと思うかもしれないけどね.


さて,もう1件は,石垣リゾートグランビィリオホテル
ルートインホテルズというビジネスホテルチェーンが手がけるリゾートホテルブランドである.

面白いことにこのホテルは,軽井沢倶楽部と正反対の経営方針である.
まさにビジネスホテルの哲学で,
「無駄はないが感じのいい部屋を最低限の人員でサービスすることにより,格安の値段で快適な滞在を提供する.」
という感じだろうか.

今回泊まった部屋は,エグゼクティブシーサイドツインという長ったらしい名前のついた部屋.
最近のちょっとお高いリゾートのお約束のように,各部屋用の庭がついてたり,部屋から丸見えのバスルームなどがある.
部屋の広さも58平米.
家具も新しくて文句はありませんが,なんかちょっと安っぽいかな.

いわゆる大規模リゾートなので,大浴場やコンビニなどもホテル内にある.
ただし,ホテル内にいる従業員の人の数は必要最小限.
まあ,勝手にできるからぜんぜんそれでいいんだけどね.

きれいで新しくていいし,市街地にも近いので,便利で快適.
しかも部屋数限定だったが,このでっかい部屋が一人一泊一万円ちょい.ただし朝食なし.
いや安いなぁ.

子供がいたり団体で来たりする場合は,軽井沢倶楽部よりも少々騒いでも問題なさそうなこちらの方がいいだろう.
ただし,新婚旅行だとどうかなぁ?
旅行に慣れてない若夫婦ならこの部屋に感激するかもねと思うけど,そっちを目指すなら部屋に加えてサービスもいきとどいたマリオットとかの沖縄本島の高級リゾートの方に分があるかなと思う.
ま,とりあえず,泊まって後悔するようなホテルではないので,リーズナブルに石垣リゾートを楽しみたいならお勧めである.


という感じで,今回のホテルはどちらも満足のいくものだった.
特に,軽井沢倶楽部はもう一度泊まってみたい.
ただし,石垣も同じ部屋なのに夏はバカ高くなるようなので,注意が必要である.

食事なんかの話は,その2に続く.

2010年3月20日土曜日

ペンションを考える

ペンションを利用する機会ってどれぐらいあるもんだろうか.

スキーに行くと,安く泊まろうとするとツアーにペンションが組み込まれていることが多い.
昔に何度か泊まったことはある
確か北海道にスキーに行ったときにペンションに泊まったことがあったけど,しゃれた洋風の料理が出て来たけどぜんぜん量が足らなかったことと,漫画がいっぱいあって暇でそれを読んでたことくらいしか覚えてない.

島根県は瑞穂にスキーに行くときは,いきつけのペンション(というより民宿)があって,そこの料理はめちゃめちゃ量が多くて,若造にはちょうど良かった.
なんせ,一通りコース料理を食べた後にお好み焼きが出て来るんだから.
なぜかっていうと,元々がお好み焼きやさんの民宿なので,お好み焼きがでるのは当たり前なのである.
島根県だけど広島風お好み焼きで,うまいうまいと食べてると最後にはいつもお腹がパンパンになっていたなぁ.

こんな感じで,ペンションはその経営者の姿勢がもろに出るので当たり外れがものすごく大きいのである.
個人的にはもうこの年になると外れの宿には泊まりたくないので,最近は基本的にペンションは避けるようにしている.

が,3月の3連休に,どうしても外で一泊する必要が出て来て,この禁を久々に破ってしまった.
外泊の理由は,メンドクサイ町内会の行事から逃れるためというしょうもない話なのだが,毎年貢献してるから今年はパスしたかったのだ.
例によって,うちの犬を預けるのも大変なので,一緒に連れて行こうということになった.
しかし,最近の3連休のホテルの取れないことといったら...
3月の頭に計画を始めたのだが,よさげなところはどこも満室.
唯一,阿蘇周辺でペット可のペンションかトレーラーハウスが空いてたので,しょうがなく,ペンションにすることになった.

そのペンションの名前は,今回は書きません.
久しぶりに,大外れのペンションだったので,ちょっと苦言を呈しようと思います.

3連休でてんてこまいしているのはわかるけど,ペンションについてチェックインをしようと宿に入っても全く無視されてる状態.
ようやくオーナーっぽい人を捕まえるが,「あ,ペットの人は外のコテージの前に車を泊めてください.」と言われて後は,ほっとかれる.
ちなみに,結局滞在中部屋の鍵を渡してもらえず.
しょうがないので,鍵の開いている外のコテージに入ると,まあ,内部は普通のコテージかなぁ?
しかし,一部電球が切れてたり,ホコリっぽいところがあったりと,なかなか手入れが行き届いてない.

食事の時間が決まってないので,時間を聞きに行くと「今は手いっぱい無理だから後で」と言われる.
後でって,何時やねん!と関西人なら切れそうだが,はいはいとコテージに戻って,食堂の人が少なくなったことに行くことにした.

見計らったころに食堂に行くと,まだてんてこ舞いしていたが,なんとか席を作ってもらう.
でてくる料理はかなり美味かったですよ.
接客は女将さんが一人で切り回していて,料理を作る人は見えなかったけど,阿蘇牛のステーキは大変おいしゅうございました.

が,そんなばたばたしてるなかで,オーナーは知り合いとワインを飲みつつのんびりと談笑中.
おまえは働かんのか!と言いたくなる.
九州で時々お目にかかる,旦那は何もせず,奥さんだけ働くというタイプなんだろうと思う.

食後は何もすることがないので,部屋に戻ってテレビでもみながら寝ようとするが,なんか寝づらい.
ベッドは狭いし,かなり寒いのに布団も薄いし.

おまけになぜかコロ(犬)が夜中の2時ごろに足を痙攣させ始める.
何事か?と思ったが,とりあえずおしっこしたいのかと外に連れ出す.
でもそうではなかったようである.
結局,単に寒かったから痙攣させてたのかなという結論に達した.

そんなこんなでほとんど寝れずに朝を迎えた.
まあ,あとは普通に朝食をいただいて,帰途についたけど,珍しく夫婦で「食事がおいしくてもあの接客や部屋ではもう2度と行かないね」という意見で一致したのだった.

というわけで,どんなに安くてもやっぱりペンションはパスするのが無難かなという思いを強くしたのであった.

ちなみに,その後行った,ウィナスという立ち寄り温泉と,あそ望の里くぎのという公園みたいなところはなかなかよかった.
特に,あそ望の里くぎのは,最近できた施設のようだが,無料のドッグランがあって,犬を放せるのでなかなか楽しい.
が,せっかくリードを外してもらってるのに,どの犬も怖がってあまり飼い主から離れないのが微笑ましい限りだった.

2010年3月17日水曜日

仙台で海鮮だい!

というわけで,3月お出かけ月間第2弾の2泊3日の仙台出張である.

今回は,お仕事で若い衆も同行してるので,特に遊び回った訳ではないような.
ちなみに,個人的な印象では,仙台は博多によく似てて,あまり観光するとこはないけど食事はうまい.
なので,自然と食事の話ばかりになるのである.

とりあえず,まず最初に,宿泊したホテルのことから書いておこうか.
今回の宿泊は,仙台ツアーで最も安いランクだった,ドーミーイン仙台本館
このホテルの売りは,
(1) 大浴場があること
(2) 全室にマッサージ機があること
(3) ラウンジコーナーでソフトドリンクやビールが無料で飲めること
のようである.
特に(2),(3)は都会のホテルとしては珍しいので,期待して宿泊してみた.

で,感想を書いてしまうと,期待したことはたいしたことがなく,それ以外のことがなんかよかった.

部屋のマッサージ機は完全に期待はずれ.
安っちぃマッサージ機で,マッサージ機マニアから言わせると,もみ玉が固い.
なので,マッサージを受けても痛いばっかり.
最初にちょっと試してみて,あとは完全な荷物置きと化してしまった.

ラウンジコーナーは,利用しようかと思ったけど,けっこう外が寒かったのでのども乾かず利用せず.
夜食のラーメンも無料だったが,試しに食べた同行の若い衆によると,食べなくてもいい程度のものだそうな.

大浴場も結構ちっちゃいので,あまりのんびりする気分にはならなかった.
まあ,足を伸ばして入れるのはいいものなので,ないよりはましといったところか.

逆に何がよかったかというと,立地がすこぶるよい.
広瀬通に面していて,すぐ近くにバス停もレンタカー(オリックス)もある.
買い物や食事は,裏通りがクリスロードという商店街なので,そこでなんでも済ませられる.
飲み屋街の国分町もじゅうぶん徒歩圏内である.

ロビーには,枕がたくさん置いてあり,好きなタイプの枕を持っていくことができる.
固い枕でないと寝れないたちなので,これはかなり助かった.

という感じで,ビジネスホテルとしては十分及第点で,ツアーで最も安いクラスになってるのはちょっと理由がわからない.
普通に予約しようとすると意外と高いみたいだし.
なので,ツアーでここのホテルが指定になってる場合は,迷わず予約したらいいんじゃないかな.


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さて,後は時系列順に食事のことなど記録しておこう.

1日目は,ホテルにチェックインした後,唯一といっていい仙台の観光名所である伊達政宗像を冷やかして,仕事場に寄ってさっさとホテルに帰ってきた.
この日の夕食は,牛たん専門店の利休で牛たんの定食をいただく.
仙台には星の数ほど牛たん専門店があり,仙台に来る度にいろんな牛たん屋さんに行ってみたが,一番自分の舌にあったのがこの利休である.
チェーン店なので,仙台には10店舗以上あるようだが,どこで食べてもほぼ同じ味というのが嬉しい.

2日目は朝早くホテルを出発し,午前中はみっちりお仕事.
が,昼からはまあいいかということで,ホテルに戻って,富士屋というラーメン屋さんで昼食.
ワンタンメンが有名らしいのでそれを頂いてみるが,薄めの醤油味ってとこかなぁ.
もう少し昆布だしか鳥のダシが効いてるといいと思うんだけど,なんか少し物足りない味である.
それでも量はかなり多く,大盛りを頼んで食べきれないかもと思ったのは久しぶりである.(結局食べたけど.)

午後は,ちょっと時間があったので,レンタカーを借りて作並温泉までドライブ.
途中に,ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所があったので,立ち寄ってちょろっと見学.
なんかビール工場や焼酎工場は必ず寄って見てる気がするが,無料なんだし行かない手はありません.
例によって最後に試飲があったけど,ドライバーだったのでもちろんジュースで我慢である.

その後は,一の坊という作並温泉では一番大きいんじゃなかろうかというホテルで日帰り温泉としゃれこむ.
いろんな種類の風呂があるとのことでどんな大浴場かと思っていたら,お風呂場が離れてるタイプでがっくり.
内風呂と露天風呂は完全に別のところにあり,内風呂から上がったら服を着て露天風呂までテクテク歩いて行く必要がある.
最近この手の露天風呂のホテルにぼちぼち遭遇するのだが,ぜんぜんのんびりできないので,あまり好きではない.

さてこの日の夕食は,お楽しみの打ち上げである.
とりあえず,1件目は若い衆がピックアップした仙臺居酒屋おはな‎というお店である.
地下への階段を通って店に入ると,きれいな内装で,お客の年齢層がかなり高い.
これは値段もちょっと高い店だな,と思ったらまあそれなりの値段だった.

料理は魚系が中心だが,ちょっとメニューが少ないと思う.
若い衆と3人で食べてたら,めぼしいものは食べ尽くしてしまった.
ただし,刺身盛りは素材もよく盛りつけにかなり気をつかってある.
接客をしてくれたおにいちゃんがまだ慣れてない子でたどたどしかったのはご愛嬌だろう.
味には間違いがないので,仙台出張のときにまた立ち寄ってもいいかな?ぐらいの感じである.
ただし,仙台に来るときはもう少し店構えが汚くて同じぐらいうまいくて安い店がいいかなぁとも思った.

2時間ほどいたが,食べるものもなくなったので,ちょっとだけ2件目ということで,近くにあった水とんぼというお店に移動.
が,店に入ってみると他にお客さんが誰もいない.
これは失敗か?と一瞬思ったのだが,料理を頼んでみるとそんなことはなく,普通においしい.
なぜか九州の焼酎がいろいろあったので,仙台までやってきて麦焼酎を飲み散らかしてしまった.

そんなこんなでおとなしく(?)10時過ぎには2次会も終了.
酔いも回っていたのでおとなしくホテルに帰ったけど,若い衆は国分町のオネェチャンのいる店に行ったんだそうな.
どんなお店に行ったのかは...知らないことにしておこうか...

3日目は大したこともなくそのまま空港に直行して,仙台出張は終了.
が,その2日後にはなぜか阿蘇にいるはめになるのだった.
その話はまた後日.

2010年3月13日土曜日

天神&中洲飲み会2010

さて,3月の幕開けは,恒例の年に1度の飲み会である.

1年の憂さを晴らしましょうということで,毎年毎年深夜まで飲むのだが,結論から書くと今年はそれほどはっちゃけることもなく,記憶もなくなることもなく,おとなしく終わったのだった.
やっぱり年をとったということか?
もうあまり飲むメンバーもいないので,来年からは確実にChange!が必要かもしれないなと寂しく思う.
とりあえず,全員でどっかの旅館に泊まってゆっくり飲むのはどうだろうか?と記録しておいてみる.

さて,備忘録としてお店を全部記録しておこう.


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1件目: 晴れたり曇ったり

今や老舗の仲間入りをした親不幸通りの海鮮居酒屋である.
若かりしころは,関東や関西からのお客さんがうまいお魚食べたいという度に来たお店だった.
とにかく新鮮な魚介類が食べられるので,来福する人には一押しの居酒屋さんである.

今回は4200円で飲み放題付きのコースで予約.
刺身盛りや明太子卵焼きなど名物料理もありつつ,やっぱり魚がうまいね〜
大勢で行ったので,オリジナル芋焼酎の5合瓶もおまけしてくれた.すばらしい.
が,その5合瓶を半分ぐらいしか飲みきらない今のメンバー.
お酒を飲まないんだからしょうがないけど,6人程で1升の焼酎を軽く空ける昔のメンバーを思い出すと一抹の寂しさを覚える.

量的には若造にはちょっと足りないかもしれないけど,質的には大満足のコースだった.


2件目: 6年4組天神分校

2件目は,奇をてらって,最近できた一風変わった居酒屋にしてみたんだけど...これははずれ.
小学校のような内装が売りで店員さんはヤンクミみたいなジャージを着てる.
だけど,それだけ.
試験管に入ったドリンクや小テストとかあったけど,いっこうに盛り上がらず.
だって,店員さんは運んでくるだけなんだから.

食事の方は,コメントに値しません.
まあ,白木屋とか笑笑とかのレベルの食事と思えば腹も立たないでしょう.
しかし,前の店でうまか〜刺身を食べた後に,冷凍物ばかりの刺身を食べることの空しさよ.

が,よくよく考えると,この店に行きたいと言い出したは自分だったりする.
深く反省.


3件目: COVENT GARDEN(コベントガーデン)

ショットバー系に行きたい時間帯になったけど,いつも同じ店はやだな〜と調べておいたのがここ.
カジュアルなバーで,全員女性のバーテンダーさんということらしい.
2次会の店からも近いので,メインのメンバーとは別れて4人で徒歩で到着.

10時過ぎにつくが,満席ということで10分程待つ.
店内に入ってみると,明るくていごこちのいいカフェみたい.
まあ,普通に過ごせる感じだけど,チャージ300円,カクテル800円〜って感じでお値段も安いんでちょっと客層が若いかな.
ほんとに久しぶりにミントジュレップなぞ飲んで1時間程で退散.


4件目: KOMASA

12時ぐらいで,最後はいつもの中洲のバーに.
入ったときは誰もおらず,ママさんが一人で頑張っていた.
帰るときには1組お客さんが来たけど,なんか寂しい感じになってたね.
ただし,逆に落ち着けると思うので,静かに話したいときにはいいかもしれない.


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という感じで,例年より早く(?)2時ぐらいには全行程終了.
西中洲のまる家に行っていたメインのメンバーと合流し,挨拶して解散した.
しかし,この時点で誰も酔ってないね〜

その後OBと一緒に一竜ってとこのラーメンを食べたか.(ラーメンの感想:普通)
繰り返し書いておくが,来年はもうこのスタイルは辞めようね>来年の俺