2010年3月20日土曜日

ペンションを考える

ペンションを利用する機会ってどれぐらいあるもんだろうか.

スキーに行くと,安く泊まろうとするとツアーにペンションが組み込まれていることが多い.
昔に何度か泊まったことはある
確か北海道にスキーに行ったときにペンションに泊まったことがあったけど,しゃれた洋風の料理が出て来たけどぜんぜん量が足らなかったことと,漫画がいっぱいあって暇でそれを読んでたことくらいしか覚えてない.

島根県は瑞穂にスキーに行くときは,いきつけのペンション(というより民宿)があって,そこの料理はめちゃめちゃ量が多くて,若造にはちょうど良かった.
なんせ,一通りコース料理を食べた後にお好み焼きが出て来るんだから.
なぜかっていうと,元々がお好み焼きやさんの民宿なので,お好み焼きがでるのは当たり前なのである.
島根県だけど広島風お好み焼きで,うまいうまいと食べてると最後にはいつもお腹がパンパンになっていたなぁ.

こんな感じで,ペンションはその経営者の姿勢がもろに出るので当たり外れがものすごく大きいのである.
個人的にはもうこの年になると外れの宿には泊まりたくないので,最近は基本的にペンションは避けるようにしている.

が,3月の3連休に,どうしても外で一泊する必要が出て来て,この禁を久々に破ってしまった.
外泊の理由は,メンドクサイ町内会の行事から逃れるためというしょうもない話なのだが,毎年貢献してるから今年はパスしたかったのだ.
例によって,うちの犬を預けるのも大変なので,一緒に連れて行こうということになった.
しかし,最近の3連休のホテルの取れないことといったら...
3月の頭に計画を始めたのだが,よさげなところはどこも満室.
唯一,阿蘇周辺でペット可のペンションかトレーラーハウスが空いてたので,しょうがなく,ペンションにすることになった.

そのペンションの名前は,今回は書きません.
久しぶりに,大外れのペンションだったので,ちょっと苦言を呈しようと思います.

3連休でてんてこまいしているのはわかるけど,ペンションについてチェックインをしようと宿に入っても全く無視されてる状態.
ようやくオーナーっぽい人を捕まえるが,「あ,ペットの人は外のコテージの前に車を泊めてください.」と言われて後は,ほっとかれる.
ちなみに,結局滞在中部屋の鍵を渡してもらえず.
しょうがないので,鍵の開いている外のコテージに入ると,まあ,内部は普通のコテージかなぁ?
しかし,一部電球が切れてたり,ホコリっぽいところがあったりと,なかなか手入れが行き届いてない.

食事の時間が決まってないので,時間を聞きに行くと「今は手いっぱい無理だから後で」と言われる.
後でって,何時やねん!と関西人なら切れそうだが,はいはいとコテージに戻って,食堂の人が少なくなったことに行くことにした.

見計らったころに食堂に行くと,まだてんてこ舞いしていたが,なんとか席を作ってもらう.
でてくる料理はかなり美味かったですよ.
接客は女将さんが一人で切り回していて,料理を作る人は見えなかったけど,阿蘇牛のステーキは大変おいしゅうございました.

が,そんなばたばたしてるなかで,オーナーは知り合いとワインを飲みつつのんびりと談笑中.
おまえは働かんのか!と言いたくなる.
九州で時々お目にかかる,旦那は何もせず,奥さんだけ働くというタイプなんだろうと思う.

食後は何もすることがないので,部屋に戻ってテレビでもみながら寝ようとするが,なんか寝づらい.
ベッドは狭いし,かなり寒いのに布団も薄いし.

おまけになぜかコロ(犬)が夜中の2時ごろに足を痙攣させ始める.
何事か?と思ったが,とりあえずおしっこしたいのかと外に連れ出す.
でもそうではなかったようである.
結局,単に寒かったから痙攣させてたのかなという結論に達した.

そんなこんなでほとんど寝れずに朝を迎えた.
まあ,あとは普通に朝食をいただいて,帰途についたけど,珍しく夫婦で「食事がおいしくてもあの接客や部屋ではもう2度と行かないね」という意見で一致したのだった.

というわけで,どんなに安くてもやっぱりペンションはパスするのが無難かなという思いを強くしたのであった.

ちなみに,その後行った,ウィナスという立ち寄り温泉と,あそ望の里くぎのという公園みたいなところはなかなかよかった.
特に,あそ望の里くぎのは,最近できた施設のようだが,無料のドッグランがあって,犬を放せるのでなかなか楽しい.
が,せっかくリードを外してもらってるのに,どの犬も怖がってあまり飼い主から離れないのが微笑ましい限りだった.

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