2010年3月28日日曜日

石垣旅行(その2): 西表島&石垣島一周

石垣島旅行(その1)の続きで,後は食事と行動の記録を綴っておかなければ.
ただし,食事関連の内容は某口コミグルメサイトの方に書くことにしたので,ここでは食事の話はちょっとだけ記録しておこう.


1日目:

この日は時間がなくて,空港でレンタカーを借りたらそのままホテルに直行.
沖縄で借りたときの対応がよかったので,今回もフジレンタカーというとこにしたけど,まあ対応は普通かな.
値段は4日間借りっ放しで1万円弱.安っ.
沖縄と違って,お客さんは僕らだけだったので,マンツーマンで送迎してもらった.

軽井沢倶楽部石垣島にチェクインした後は,ホテルの周辺を散策.
が,周辺は牛ばっかり.
食用の石垣牛だと思うけど,結構近くまでいけて,その辺に生えてる草を餌としてあげられるふれあい動物園状態.
石垣島はそこかしこに牛はいるし,ヤギや馬をペットとして飼ってたりするとこも結構あり,島全体に動物がわらわらいるのであった.

1日目の夕食は,炭火焼肉 大
おいしいけど,ちょっと高いね.石垣牛が周辺に沢山居るのでもっと安くできるはず.焼肉はどこで食べても同じなので,次回はなし.


2日目:

八重山諸島名物の,離島巡りに早朝から出発.
現地ツアーを予約するのが普通みたいだが,できるだけ安くということで,すべて自分で手配しておいた.

おっと,その前に,朝8時半から,辺銀食堂で石垣島ラー油を30分ほど並んで買う.
いまや石垣島で最も有名なお土産になってしまった石垣島ラー油.
9時開店で8時半にならんですでに8人ぐらい並んでおり,9時頃には50人ぐらい並んでたんじゃないだろうか.
買って自宅で食べてみた感想は,辛くはないがいろんなスパイスが利いてて沢山使うと香ばしくていい感じ.
が,そこまで並んで買わないといかんもんかねぇ.

さて,話を元に戻すと,石垣の離島桟橋までレンタカーで移動し,高速船に乗って西表島の大原へ.
高速船は3社あるのだが,行きは時間の関係で新興の石垣島ドリーム観光という会社にする.
航行中は,最後尾のデッキに陣取りずっと外を眺めてたが,八重山のきれいな海を眺めながらの高速移動はきもちいぃ〜.
が,エンジン音がうるせ〜.
会話もままならない感じで,45分ぐらいで西表島に着いたのだった.

西表港に着いたあとは,オリックスレンタカーを借りる.
石垣島のレンタカーも借りっ放しなので,レンタカーの2重レンタルである.
ただし,ここのレンタカーは6時間で3,500円程度.
とにかく,レンタカーが安い.

西表島は,メインの道路が1つしかない.
片側1車線の道路で,しかも島を1周していない.
島に2つある大原港と上原港をつなぐだけの道路である.

そんな道路をレンタカーで走りつつ着いたのが,西表島最大の目的地である由布島である.
ここは,水牛が引っ張る荷台に乗せられて海の上を渡って行くので有名な島である.
八重山観光では目玉と行ってもいい観光地で,パンフレットには必ず載っている.

現地に着いてみると,水牛たちはいやがるでもなく,お客を乗せてのそのそと海に入って行く.
海といっても,干潮なのか水深は5センチ程度.
なので,海を渡るというか,単に荷台に乗せられてるだけなのだが,これは案外心地よい.
並行して何台もの水牛車が走っているので,他の水牛車を眺めるのもなかなかである.

ただし,荷台の前の方に座るとちょっとしたスリルがある.
水牛がいきなる海の中で立ち止まることがある.
何かな?と思ってみてると,いきなり海の中でボトボトボトって....
フンをし始めるのである.
御者の人が飛び散らないように防いでぐれはするが,なんせ牛の尻は視線の目の前なわけで,巨大なウンチをまじまじと眺めるはめになるのである.

由布島に上陸すると,島は植物園になっている.
先ほどの水牛がまとめて柵に入っているところや,水平線がみれるところありと結構楽しめるようになっている.
のんびりと1時間半ぐらい散策した.

再度水牛にゆられて戻って来て,西表島を再度ドライブ.
上原港まで行って,ほんとに何もないねぇ〜ってつぶやいて,途中の名もない砂浜で水平線を眺めながらぼーっとして,日本最西端というふれこみの西表島温泉へ.
が,嫁さんの体調が悪く,温泉はパスして食事することにした.

ところが,時間は2時を過ぎており,西表島温泉のレストランもその近くのレストランも昼の営業時間が終了.
この辺はかなり田舎なのである.

しょうがないなということで,由布島で売ってた弁当でも食べようと戻ってみるが,弁当も売り切れ.
どうしようか,と思ってると,由布島の近くに猪狩家なるドライブインっぽいものを発見.
営業しているようなので,ここで沖縄そばにする.
そばの味は普通だけど,突き出しで出て来たさとうきびから作った黒糖がうまかった.

という感じで,西表島探訪は終了.
行き残したところもかなりあるので,また機会があれば,のんびりと一泊しにこよう.

西表島からの帰りの高速船は,八重山観光フェリーにする.
老舗の会社の舟だけあって,大きくて快適だった.

2日目の夕食は,宿泊ホテルの軽井沢倶楽部のレストランであるアマンダ
宿泊者はコースを安く食べられたのでそれにしたが,格式高いかと思いきや,結構カジュアルな感じ.
僕は和食のコース,嫁はフレンチのコースという無茶をしたが,きちんと対応してもらって美味な夕食をいただいた.


3日目:

この日は,石垣島一周ドライブに出発.
1日かけてぐるっと一周した感想は,観光地化されてなくていいね〜ということ.
観光地らしい観光地は,川平湾のグラスボートのみ.
あとは,展望台がぽろぽろあるけど,土産物屋はほとんどなくて,人もあんまりいない.
何もないのんびりした道を走るのは気持ちよかったね.

途中,島田紳介が経営するトムルというカフェをひやかしたり,有名な八重山そば屋らしい明石食堂に行ってみたり.
明石食堂は田舎の住宅街にあるのだが,その一角だけ車と人がごちゃっといて,一種異様な光景だった.

3日目の昼食は,UliUli Cafe というペットもOKなカフェ.
ハンバーガーがうまかった.ジューシーな肉のパティもおいしかったけど,バンズのパンがとにかく美味い.また行ってみよう.

後は,石垣の塩工場で塩を購入して,宿泊ホテルであるグランビィリオに移動したのだった.

3日目の夕食は,石垣市街の森の賢者
ガイドブックにも載ってる有名店だが,石垣の素材を使った創作料理という感じ.
混んでると対応が遅くなるけど,丁寧な料理ですごく好感が持てた.
石垣にはめずらしく,九州の焼酎がある.
なぜか奥霧島とか宝山白豊なんて九州でもめずらしい焼酎ばっかりなので,その辺を飲み散らかした.


4日目:

前日にコンビニで買い込んでおいたパンを食べて,ホテルを出発.
石垣市街の商店街で島らっきょうとかのお土産を買い込んで,2日目にラー油を買った辺銀食堂で昼飯を食べて,最後にレンタカーを返して空港へ.
辺銀食堂ではランチのセットを頂いた.
餃子とジャージャー麺だったが,貴重なラー油がかけ放題.
非常にあっさりした味でよかったけど,1000円は高いと思うね.

そんなこんなで,石垣島旅行は終了.
沖縄本島と違って,石垣島は観光地化されてないのんびりとした時が流れている.
そんな雰囲気が個人的にはすごく心地よかった.
現在はもう直行便はないけれど,機会があれば是非また訪れたい場所の一つになったのであった.

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