2010年7月18日日曜日

そして京都へ

前回のラスベガス出張から帰ってきて,家についたのが,夜の10時頃.

次の日は朝8時ぐらいに起床して,昼の11時半には自宅を出発.
どこへ行くかというと,夏の京都である.

この時期のめちゃ暑の京都に行く理由は,もちろん観光ではない.
わざわざこんな夏の季節に行っても消耗するだけだから,観光を考えてる人は止めた方がいいよ.

目的は,知り合いの結婚式.
乾杯の音頭を頼まれたので,這ってでも行かざるおえない.

まあ,ラスベガス出張ではそれほどはっちゃけなかったので,時差ぼけもなく元気.
事前に着替えなど準備してたので,意外とスムーズに出発したのである.

久々の仕事じゃない京都旅行は2泊3日.
1泊2日でもよかったのだが,嫁がどうしても貴船神社に行きたいとのことで,一緒に行くことになった.
で,ツアーで探したのだが,1泊2日にすると3連休中に行って帰ることになる関係上,料金がバカ高い.
だいたい一人4万円台になってしまう.

ところが,2泊3日にすると,ANAのツアーで一つだけ2泊3日で一人2万6千円のツアーを発見.
しかもホテルは京都全日空ホテル,ってなぜに高級シティホテルがこの値段?
ちなみに,同じ出発日で日程を1泊2日にすると値段はやはり4万円台に跳ね上がる.
ツアーってたまにこういう訳のわからない値段をつけるのである.
しょうがないので,平日を1日有休にして,2泊3日の旅程となったのである.


結婚式は2日目の午前10時からなので,1日目は移動だけ.
飛行機で伊丹に移動して,伊丹からはバスで京都駅に移動.
京都駅からは京都全日空ホテルの無料送迎バスがあるので,至極快適にホテル到着となった.

チェックインは着物を着たおねえさんがテキパキとやってくれたのだが,
「6000円お支払い頂くと二条城の見えるデラックスルームに変更できますが,いかがですか?」
との魔の誘いをうける.
う〜む,としばし考えるが,部屋の広さは一緒らしいので,ここはぐっとこらえて,せっかくのオファーを断った.
すると,低層階の景観0の部屋に案内される.
横で嫁のぶつくさいう声が聞こえてた様な気もするが,気にしない,気にしない.

京都全日空ホテルは,由緒正しき高級シティホテルで,何も問題なし.
部屋の空調もよかったけど,ベッドと布団がかなり心地よく,2日間ともぐっすり寝ることができたのが何より嬉しかった.
ただし,朝食は値段からするといま一つ,だね.

さてこの日は,到着が夕方だったので,のんびりと骨休め,という訳にもいかず,近場の晴明神社にいく.
何でもテレビでパワースポットだと紹介されたらしく,嫁からぜひとも行ってみたいとの希望があったのだ.
ちなみに祀られているのは,有名な安倍晴明なんだそうな.

到着してみると,なんじゃこの行列?
晴明井という☆が描かれた井戸から出るわき水に30人ぐらいが並んでいる.
なんでもこのわき水がご利益がある水だとテレビで紹介されたらしい.
テレビの影響力ってすごいもんやね〜

みんなゆっくり水を汲んでるので,並んでると30分ぐらいかかりそうと予想して,この井戸はパス.
普通にお詣りだけして帰ってきたのだった.

この日の夕食は,炭火焼鳥つじや,というお店で頂く.
疲れてたので京都全日空ホテルから歩いていける範囲でなんかいいお店ないかいな,という感じでネットで探しただけなのだが,いい感じのお店だった.
焼鳥とはじめとする料理は全般的に美味しいし,スペースが贅沢に使ってあるので落ち着ける感じがする.
京都料理ではないけど,また来てもいいなぁ,と思えるお店だった.


2日目は,朝早く起きて,嫁さんは貴船神社に向かい,自分は結婚式へ.
めちゃ涼しいとの触れ込みの先日買ったダーバンのMONSOONなるスーツを着込み,式場へ向かうが,やっぱり夏の京都にスーツはあちい.

電車を2本乗り継ぎ,式場のFUNATSURUに到着.
古い旅館か何かを改築して作った様な結婚式場だったが,和と洋が渾然一体となった感じがなかなかよかった.
古い古い木製の階段を3階まで登ると,いきなりチャペルがでてくるんやもね.
すぐそばに鴨川が流れてて,なかなか雰囲気がよい.
が,冷房が弱くてやっぱり暑い.
結婚式ならみんなスーツ着てるんだからもっと冷房きかせんかい!というのが出席者の一致した意見だった.

結婚式自体は滞りなく終了.
まかされたていた乾杯の挨拶も,ややうけ,ぐらいでまあ無難にこなした.

式が済んでホテルに帰ってきたのが午後2時ぐらい.
嫁さんが貴船神社やら鞍馬山やらを散策して帰ってきたのは午後3時ぐらい.
この暑いのにかなりハードに歩き回ったようだ.

夕方はホテル内で土産物など買うぐらいでのんびりと過ごした後,夕食におでかけ.
この日は,以前の京都旅行で,一度お世話になったことのある先斗町のROJIという居酒屋さんへ.
前回はコース料理だったのだが,なかなかよかったので,今回は一品料理を注文して行く.

いろいろ注文したけど,やっぱりどの料理もうまい.
カウンターに座ってあーだこーだ言いながら食事してると,福岡人だというのがばれたらしく,目の前の料理人のお兄ちゃんが話しかけてくる.
なんでも,高校まで福岡に住んででて,その後京都にでてきたとのこと.
そういう人がいるから,焼酎の品揃えがきちんとしてるんだねぇ,とか話しながら,うまい食事とお酒を堪能したのだった.


3日目は,ホテルで朝食を食べた後は,来たルートを反対に通ってただひたすらに帰宅.
午後3時ぐらいに福岡空港についたが,そこから嫁さんの実家にコロを迎えに行き,自宅に着いたのは夕方の6時ごろ.
さすがにその日は早めに床についたのだった.

翌日からは普通に出勤して溜った仕事を片付けていたのだが,さすがに疲れも溜っていて,1日終わるとぐったり.
なのに,また2日後には金沢に出かけるはめになっているのだった...


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