2009年6月12日金曜日

鹿屋出張

1週間で3kg減.

といってもダイエット食品の広告ではない.
このブログを書いているのは,7月のアメリカ出張から帰ってきた直後なのだが,アメリカで見事に食中毒にかかり,這々の体で日本に帰ってきた.
で,家に帰ってきた翌朝に体重計に乗ってみたら,見事3kg減になっていたというわけ.
このアメリカ出張は,いろいろと積もる話があるのだが,この話は,後日またゆっくりと書こう.

さて,今回は6月の鹿屋出張の備忘録である.
九州出身ではないので,もちろん今回の出張まで鹿屋がどこにあるのか知らなかった.
ではでは,という感じで地図で調べてみると...え〜鹿児島県の東部?
これはまた辺鄙な...じゃなくて,緑豊かな地方都市じゃないかと想像していた.
行ってみると結構都会で,普通の地方都市という感じではあったけど.

とりあえず,今回の出張は鹿屋で午前中から仕事だったので,夕方に出発して鹿屋に宿泊,しようと思ったら鹿屋のホテルなんで高いの?
あまり競争がないからだろうけど,一泊5000円以上が相場といった感じである.
そこで,いろいろ探したところ,鹿屋から1時間ぐらいの宮崎県は都城のホテルが格安なことを発見.
なかでも,メインホテルナカムラは,楽天トラベル特別価格で一泊素泊まりで3500円!しかも駐車場無料.
喫煙室しかないみたいだけど,寝るだけならいいかと速攻予約を入れた.

愛車デュアリスを伴って夕方に我が家を出発.
夜の9時ぐらいにホテルに到着すると,表の駐車場は一杯で,裏の駐車場に入れようとするがよくわからない.
そうこうしているうちに,表の駐車場が空いたので,すかさず駐車.
この駐車場が無料ちゅうのは,なかなかすばらしい.

フロントには兄ちゃんが一人だけいたのだが,格安プランでの宿泊ということもあってかかなり無愛想.
しかし,部屋が空いているので,無料で禁煙室にしてくれるとのこと.
喫煙室を覚悟してたので,これはかなりラッキーである.

部屋は無難なビジネスホテルといった感じだが,結構広め.
少なくとも,某チェーンホテルのような9m^2の部屋なんてことはなく,かなりのびのびできる.
やっぱり地方都市のホテルはこうでなくっちゃね.

ただし,今回の部屋だけかどうかわからないけど,空調の快適度が今ひとつ.
なんか,息苦しい感じがしてうまく寝付けなかった.

翌朝はホテルで朝食をとることにしたのだが,朝食会場には他に一人しかお客さんがおらず.
こんなんで大丈夫なのか?
朝食は,まあこんなもんか,という感じだったが,ちゃんと朝食会場に世話をしてくれる人がおり,わざわざみそ汁を個別に持ってきてくれたのはありがたかった.

こんな感じで,都城を出発して,鹿屋で一日一仕事.
で,そのまま帰ってもよかったのだが,せっかくここまで来たのだからと嫁に許可をもらって,のんびりと温泉に一泊してから帰ることにしていた.
(実は,一泊してから帰ると高速代が1000円になるからという理由があったのはナイショ.)

事前の検討で悩みに悩んだ結果....霧島温泉の霧島いわさきホテルをチョイスした.
なんせ,それなりに高級な感じのホテルにもかかわらず,一泊素泊まりが7500円.
前の日のホテルが格安だったんだから,これぐらいの贅沢はしてもよかろうと.

ホテルに到着してみると,昔ながらのかなりでかいホテルである.
建物は少し古びではいるが,貫禄でそれもまたよし.
入口に近づくと,一人旅なのに,わざわざ出迎えの人が寄ってきてくれる.
また,チェックインした後も荷物を持って部屋まで案内してくれる.
さすがの接客だが,一人旅なので,かたじけないという気持ちになる.

通された部屋は,ダブルベットが置いてある広々とした部屋で,まったく申し分ない.
山側の眺望だがバルコニーもあり,水回りもきれいでゆったりしている.
きっと昔は新婚旅行用の部屋だったんだろうけど,今時霧島に新婚旅行に来る人はいないだろうからな.
そのかわり,出張帰りの一人旅の人は多いんだそうな.(荷物を運んでくれた人談)

というわけで,一人で泊まるには申し分ない部屋だったのだが,もう一つのこのホテルのすばらしいところは,露天風呂である.
なぜか林田温泉という名前がついている大露天風呂だが,まず泉質がよい.
白濁した硫黄臭のきつい湯で,久しぶりに温泉らしい温泉に入っている気がする.
意外なことに,温泉天国の九州でも白濁した温泉はわりと珍しく,ここ以外にはあまり思い浮かばない.

また,この露天風呂の広さは特筆すべきだろう.
晴れた昼間に入っていたが,いつの間にか入ってるのが自分一人になり,仁王立ちして「全部俺の湯だ〜」みたいなことを...思ってはいけません.

この露天風呂の他にも,緑渓湯苑という野趣あふれる野外の温泉もあるらしいのだが,そちらは時間がなくて入りには行かなかった.
また,機会があれば,入りにいってみよう.

ちなみに,夕食は霧島市内のスーパーで買っておいたお惣菜とビール.(その辺は安くすませる.)
それでも,繰り返し温泉に入り,ビールを飲みつつ,霧島いわさきホテルでのくつろいだ一泊を過ごしたのであった.

という感じで,今回の出張のホテルはどちらも正解.
とくに霧島温泉は,またのんびりと訪れてみたいと思うのであった.

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