2009年9月9日水曜日

広島放浪記(後編)

また,やってきました東広島へ.

前回の広島放浪記の続きである.
広島放浪の前半では広島市内の滞在だったが,後半はいつもの東広島滞在である.

東広島は,広島市内から車で40分程度の中都市だが,シャープやNECなんかの研究所や工場がある学研都市である.
最近は,2年に一度ぐらい,こうやって3日程度集中的に仕事で滞在するはめになっている.

この東広島のホテルは,もちろん,例の東広島グリーンホテルモーリスである.
このホテルが,どんなにすごいかは,以前の備忘録をチェックすればわかるだろう.

しかも,今回はちょっと奮発してデラックスシングルというやつにした.
部屋は27m^2もあり,普通のツインよりでかい.
というか,ツインだった部屋のベッドを1つとっぱらって,机と椅子のセットを置きました,というのがまるわかりである.
しかし,この広さはすこぶる快適で,3泊の滞在中も非常にのびのびと過ごすことができたのであった.
これで,普通のシングルより一泊600円高いっちゅうだけなんだから,今度からは必ずこちらにしよう.

それにしても滞在中は,このホテルの快適設備を隅々まで堪能した.
まず,初日に,コインランドリーで下着やらTシャツやらを洗濯.
今回みたいな長期出張は,途中で1回選択をすると非常に都合がいい.
特に今回は,広島2日目のテニスで出た汗だくのTシャツがあったので,それを洗って乾燥機で乾かすと気分爽快.

そして,乾燥機に洗濯物を入れた隙に,最上階の大浴場でひとっ風呂浴びる.
早めに行くと誰もいないので,しみじみくつろげる.

そして風呂上がりには,脱衣場に置いてある無料のpanasonicのマッサージ機で一あんま.
今回の滞在は日中の仕事で疲れきってたので,夕方のこの大浴場+マッサージ機が疲労回復には必要不可欠だった.

風呂から上がると,1階の洗濯物を回収に行き,ついでに1階のエレベータ前にある雑誌類から適当なものを見繕って,部屋で読書.
前も書いたように,ここの雑誌類はリサイクルなのだが,比較的きれいに整理してあって,読みやすい.

こんなそんなで,快適なホテル生活を過ごしたおかげで,日中の激務でもそれほど疲れが溜らなかった.
値段に負けて,東広島駅前の東横インなんかを考えてた自分に反省.


さて,ここからは例によって例のごとく,食事の記録を書いて行こう.


4日目:

昼飯は,現地の人の案内でQというお好み焼きやに行く.
ここの店は,カープソースということで,現地の人がどうしても食べさせたいということだった.

店の内装がなんかハワイアンで一瞬ビビるが,出てきたお好み焼きはオーソドックスなもの.
しかも「普通」というよりも「美味い」に近いかなりいけてるお好み焼きである.
ただし,大量の注文をさばいていたからか,かなり待たされて,食事終了までに1時間ぐらいかかったのはマイナス.
午後の仕事に焦って焦って駆けつけるはめになった.

夕食は,これまた現地の人のお勧めで,玉屋といううどん屋さんがうまいとの情報を得たので,行ってみるが学生風の若者たちで満席.
待ってまで食べたくないので,ちょっとぐるぐるしてばくだん屋なるつけ麺やさんに入る.
意外にも広島は,つけ麺も有名なそうで,軽い気持ちで入ったのだが,これは大失敗.
でてきたつけ麺はまずい訳ではないけれど,そんな,「うめ〜!」と書くほどの味でもない.
それなのに,ちょっと多めにしたら,1200円って,なんでそんな高い値段になるのかさっぱりわからん.
麺と野菜とつけ汁だけだろ?
600円でも十分出せそうな雰囲気だった.


5日目:

昼飯は,仕事場所の社食のようなところで食べたので,コメントなし.

夕食は,現地の知人に連れられて,もちもちなる居酒屋へ.
ここは,カウンターが鉄板になっているという鉄板焼居酒屋なのだった.

最初に,生ビールと2品で1050円の晩酌セットなるものを頼んだが,でてきた小鉢はどれもなかなかいける.
知人の勧めで,調子にのっていろいろ他にも頼んでみるが,どれもこれもうまかったね.
しかも安い.なので,平日の夕方にもかかわらず満席.
自宅の近くにあったら,必ずいきつけの店になっていただろう.

しかし,知人の最後の注文が「じゃあ,最後にお好み焼きで」というのには,唖然.
やっぱり広島県人じゃけぇ,最後はラーメンの代わりにお好み焼きで締めるんかの〜

そんなこともあったが,とりあえず大満足の一軒であった.


6日目:

この日も,昼飯は,仕事場だったので,特にコメントなし.

夕方にやっと仕事が終わったのだが,ゆっくり休もうということで,東広島から山口県は岩国まで車で帰ってホテルに一泊する.
なんせ,土日高速1000円のために,翌日に帰った方が安くつくのである.

この日のホテルは,岩国で新しくて一番快適そうなグリーンリッチホテルホテル岩国駅前ということにする.
新しいので,快適は快適だが,妙にスタイリッシュを狙った内装が落ち着かない気もする.

ただし,この日はそんなことはどうでもよくって,夜も遅く腹も減っていたので,近くにあったスーパーでビールとお惣菜を買ってきて,ホテルの部屋で慎ましやかな晩飯.
ホテルご自慢の大浴場にも入らず,早々に就寝した.


7日目:

翌日は,ひたすら高速を走って帰宅.
長い出張の割には,それほど疲労も蓄積されなかったが,1週間休んだ分だけ仕事はたんまりと溜っていたのであった.

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