2008年7月13日日曜日

ラスベガスをぶっつぶせ(ラスベガス出張その1)

ラスベガスをぶっつぶせは,なかなかよくできた映画だと思う.

前回にも書いたけど,MITの学生が自分の頭脳と能力を駆使してラスベガスのカジノで勝ち上がって行く実話を元にした話で,ラスベガスの雰囲気もよく出てると思う.
しかし,英語の原題は"21"(=ブラックジャックの最高の手)で,別に内容もラスベガスを破壊するわけじゃないんで,邦題はちょっとやりすぎな感がある.

という映画を往路の飛行機で見ながら,今年も行ってきましたラスベガス出張.
今回は,なぜか総勢7名という大人数での渡米である.
その割には,日中あまり動き回ることもなく,結構おとなしくしてた気がする.
それでもスロットマシンを素通りすることは,できず.
一時は2万ぐらい勝ったんだけどなぁ...最終的には3万円ぐらいのマイナスである.多分.

今回のホテルは,エクスカリバー
1泊5500円程度という安さに引かれて泊まったけど,なかなか居心地のいい部屋だった.
ちなみに,部屋の空調の電源はいつもの通りOFFにした.
灼熱のラスベガスだけど,空調を入れると,アホほど効き過ぎて部屋が極寒状態になる.
空調を切ると,周囲の部屋の温度でちょうどよく冷やされて,至極快適.
おまけに乾燥でのどが痛くなることもない.
(ラスベガスは空気が乾燥してるので,のどを痛める危険性が大.)
ラスベガスのホテルに泊まる機会がある人はお試しあれ.

そういえば,1点だけ部屋に注文があった.
ドアノブに引っかかっているはずの"Do not disturb"の札がない!
しかも,アメリカのホテルにはめずらしくドアチェーンもない!
これじゃ,掃除のおばちゃんがいつ入ってくるかわからんじゃないか.

という訳で,初日のベッドの上に,「"Do not disturb"の札がないんだけど」みたいなメッセージを残して行ったけど,帰ってきても補充されておらず.
ちょいと頭にきて,ホテルのフロントに電話したら「ドアノブに下げとくわ」という返事だったけど,結局その日のうちには持ってこずじまい.
アメリカらしい対応である.
日本だったら,すぐに持ってくるんだけど.

都合の悪いことに,次の日の朝は出かけたあとに部屋で少し仕事をしたかったので,部屋のクリーニングはして欲しくなかった.
しばし考えた後に,ベッドサイドのメモ紙に「Do not disturb」と書いて,ビリッと切れ目を入れて,ドアノブに掛けて出て行った.
仕事した後に部屋に帰って来てみると,ちゃんと普通の札に交換されていた.
掃除のおばちゃんも手製の札には笑ったんじゃないだろか.

さて,仕事の話は書いてもしょうがないので,後は例によって食事の話だけでも備忘録として買いておこうか.

ちなみに,朝食は,仕事場の会場に置いてあるパンとコーヒーか事前に買っておいたスナックみたいなやつなので,省略.
朝からレストランに行くのは,金銭的にも時間的にももったいない,と思う.
特にアメリカは,朝は甘い物(ドーナツとか)を食べるのが習慣みたいだけど,そんなの食べたくないしね.

1日目夜: モンテカルロのBuffet
翌日の仕事場であるモンテカルロの下見も兼ねて,全員で歩いて行ってBuffetで食事ということにした.
ここは,何回か来てるけど,ラスベガスではまあ普通のBuffet.
前回も夕食で来たけれど,前よりは少しよくなったかな?という印象もある.
それなりに料理の種類があるので,無難ではある.

2日目昼: マンダレイベイのフードコートのピザ
ちょっと暇があったので,近場のホテルのマンダレイベイのShark Reef Aquariumという水族館を見学にきた.
アメリカにしてはよくできた水族館かもしれないけど,大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館の方がぜんぜんいいね.
最初の方にコモドオオトカゲというやつがいて,これがすっごく珍しいらしいのだが,まあ,単なる爬虫類です.はい.

で,そのついでにホテルのフードコートでピザを食べる.
どのブランドのピザか忘れたけど,アメリカ流のでかいやつだった.
味はいたって普通だったか.あまり記憶に残ってないね.

2日目夜: エクスカリバーのBuffet
この日の夜は,みんな疲れているということで,宿泊ホテルのBuffetにした.
ここのBuffetは安くていい(一人1600円程度)のだが,ちょっと他のところとはかわっている.
お金を払って入場すると,いきなりご飯とおかずをとる列にならばされる.そう,どっかの学食のように.
普通のBuffetではドリンクのオーダーは取りにきてくれるのだが,ここはドリンクサーバーで自分で注ぐ様になっている.
まあ,かといって,雰囲気が悪い訳でもなく,味が悪い訳でもないので,普通に使えるBuffetだった.
ただし,これといっておいしいものがある訳じゃない.
よくも悪くも,平均レベルのBuffetといった感じである.

3日目昼: TODAI (日本食Buffet)
この日は同行したメンバーとは別行動.
一人仕事の会場にいたのだが,結構仕事の知り合いに出くわす.
特に,アメリカに移住してしばらく連絡を取っていなかった先輩に合えたのは大きな驚き.
とりあえず,一緒に昼飯を食べようかという話になる.

そこで,先輩の希望で行ったのが,日本食BuffetのTODAI.
いや俺も行きたかったんだ.
前も書いたけど,何日かアメ食を続けていると,日本食が食べたくなるのは自然の摂理である.
特に,緑茶等の飲み物と,ダシの味がないのが辛い.
で,このTODAIには,その両方がある.って,昨年も書いたか.

とりあえず,iced green teaを注文して,バクバク食べる.
なんか普通に日本で食事している気になるのは,店の雰囲気にもよる.
ちゃんと,アジア系のバイトさんばっかり雇ってたり,醤油が机の上にあったりするしね.
ただし,日本語はほとんど通じないので注意.

エビの天ぷらを大量に食べて,怪しい巻物をいくつかつまむ.
もちろん不足気味の野菜サラダも大量に.
ああ,満足した.

3日目夜: Wendiy'sのハンバーガー
夜はうってかわって一人だったので,適当なファーストフードということで,MGMの近くのフードコートへ.
最初はPanda expressの中華料理にしようかと思ってたけど,ちょっと気が変わってWendy'sのハンバーガーセットにした.
名前は忘れてしまった(Chili maniaとかだったか)が,とにかくハンバーガーもポテトも辛いというセットだったのだが,予想より辛かったので,結構びっくり.
アメリカ人は辛い物がダメだから,chiliと名前がついてても結構甘い物ばっかりだという認識は直さないといけないね.

確かに,最近のアメリカはこの辺りの食文化は変化してきているような気がする.
以前は,緑茶は砂糖入りのやつしか売ってなかったり,辛くもなんともない韓国料理だったりしたが,最近は,日本食はより日本食らしく,韓国料理やメキシコ料理の辛い物はきちんと辛い.
個人的は,その方がいいと思うな.

長くなってきたので,次回に続く.

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