2007年2月1日木曜日

ひらふ亭

バイキングはなかなか素敵である.

最近,いろんなところで,バイキングをやってる.
一番身近なのは,2000円で焼肉がメインで他にもいろいろ食べ放題だよ,っていう店が家の近くにあるけど,焼肉用の肉の味が最低なので,ほとんど行ったことはない.
もう少しいいやつは,焼肉屋さんがやってる焼肉食べ放題で,これはいい店にあたるとなかなかおいしい.

そんなバイキングの種類の中に,ホテルでの食事がバイキングというのがある.
ホテルの食事は,朝食がバイキングというのはあたりまえで,これはかなりおいしいところもある.
夕食もバイキングというのがシティホテルとかでたまにあるが,こちらはなんか見た目だけ豪華で,あんまりうまいやつにあたったことがない.
まあ,3500円ぐらいで食べ放題なんだから,あたりまえなんだけど.

ただし,ホテルのバイキングにはとんでもない別格がある.
Las Vegasのホテルでのバイキングがそれ.
向こうではバイキングと言っても通じなくて,Buffet(バフェィ)と尻上がりに発音するのが正しい.
これについては,また後日機会があるときに書こう.

こんなバイキングだけど,一般的な感覚は,
"味はあんまり期待できないけど,好きなものが好きなだけ食べれるから楽しい."
って感じじゃないかなと思う.
僕は夕食がバイキングと聞くだけで,なんか気分がうきうきする.
学生時分は量メインで死ぬほど食べてたけど,今はいろんな料理をちょこっとずつ食べるだけで幸せを感じている.

今回,ニセコくんだりまでスキーに来て,泊まった湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭ってホテルは,このバイキングが素敵,だった.
ひさしぶりにあたりのバイキングを食べたって感じ.
まず,入り口を入って右手には,ステーキ系の肉が2種類ある.
僕らが行ったときは,1日目は"牛ステーキ&地鶏",2日目は"ラムステーキ&地鶏"って組み合わせだった.
(2泊したのだ.)
で,この肉が結構おいしい.
ラムステーキは食べなかったけど,牛ステーキは,その辺のバイキングのスポンジみたいな味じゃなくって,きちんとジューシィだった.
まあ,むちゃくちゃうまいってわけでもなかったけど.

次に目を引くのは,魚介類.
1日目は毛ガニの爪やエビチリ,2日目はイワナやカキフライとか,バイキングでは食べれないものが数々ある.
もちろん日替わりの刺身も3種類ずつぐらい用意してあって,泊まったときは,確かカンパチやサーモンとかがあったと思う.
どれも量は豊富に用意してあるし,なにより味が結構いい.
同席者は毛ガニの足の殻で皿の上に山を作っていたし,刺身をひたすら食べているやつもいた.

もちろんバイキングの定番の天ぷらやパスタとかもあり.
天ぷらは目の前で揚げてるやつがどんどんなくなっていく.
サラダやソフトドリンクももちろんありだけど,なぜかバイキングというとライチを山のようにとる人が必ず出現する.
今回ももちろんいて,理由を聞くと,普段食べれないから,ってそれは他の料理も似たようなもんだと思うんだけどなぁ.

なんだか,このホテルはバイキングの話ばっかり書いてるけど,それには理由があって,ホテルとしてその他の部分はいたって普通.
フロント業務とかすごく合理化されてるんだけど,接客はちょっとなぁ,と思うこと数回.
部屋は普通の和室で,布団は引いてくれる.
お風呂は温泉だけど,まあ,普通の大浴場.別に温泉でなくてもいいって感じ.
そういえば,ここは客室露天風呂の部屋が多いらしいけど,スキーで泊まるにはあまり魅力がない.

という感じで,ホテルとしては,バイキング以外はいたって普通のホテルだけど,5人1室で一人8,500円ぐらいなんだから,文句を言ってはいけません.
バイキングだけで,けっこう元がとれるんじゃないかな.
スキーで泊まるんだったら,食事がちゃんとしてることは重要だから,また,泊まってもいいなぁ,という感じだった.

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